未経験からIT資格の取得を考えはじめるひとのなかには、参考書をどう選ぶかで迷うひとがいるとおもいます。
「IT未経験からIT資格を勉強したいけど参考書選びで失敗したくないんだよな~。。。」
参考書選びによって資格取得への難易度にも関わる理解度や効率にも影響があります。
ポイントを抑えて個人に適した参考書を選択することが資格取得への近道です。
未経験からIT資格を勉強するときの参考書選びの考え
未経験からのIT資格の勉強で使う参考書について、まず理解しておく点があります。
それが参考書の良し悪しによる影響と参考書選びにおける前提です。
参考書の良し悪しによる影響
せっかく資格取得を目指していたのに結局勉強を中止してしまうようなことになるのは非常にもったいないことです。
自分は上記のような失敗経験から学んだ部分もあり、今では参考書選びでの失敗は減りました。
とくに未経験の分野だと資格の中身をまったく知らない部分も多く、勉強のなかで参考書が占める重要性の割合も多くなります。
そのため資格取得の断念や非効率化につながらないような参考書選択が重要になります。
参考書選びにおける前提
IT資格の勉強にむけた参考書選びの前提として以下のポイントを理解しておく必要があります。
それは、
- レベルは同資格でも内容は異なる
- 適切な用途での利用が効率的
- 良し悪しは個人との相性が大きい
の3つです。
レベルは同資格でも内容は異なる
IT資格の種類によっては参考書はかなりの種類と数が発行されています。
しかし参考書の中身のレベルは同じ資格でもそれぞれ異なります。
すでにある程度の知識のある方むけなのか、なにも分からない0ベースのものなのか、その参考書が対象とするひとの違いによってレベルも違ってきます。
たとえ丁寧な説明であっても、理解できるひとには冗長だと感じる部分などもありますので、参考書ごとにレベルの違いがあるという点を理解して参考書選びをすることが必要です。
適切な用途での利用が効率的
参考書にはレベルの違いと同様にそれぞれの参考書で適した用途も異なります。
これらの用途を誤ってしまうとかなり非効率な使い方になってしまいます。
表紙からひとめで用途がわかる参考書であれば誤る可能性は少ないですが、なかには中身を見てみないとわかりづらいものもあります。
これは極端な例ですが、前情報はなにもない状態で参考書を選んでしまうと、これに近い非効率な状態になりかねません。
参考書選びの際には、必ず自身がどういった用途の参考書が必要とするか、参考書の用途は正しいものかを理解したうえで選択しましょう。
良し悪しは個人との相性が大きい
参考書選びにおいて、最終的な参考書の良し悪しは個人の相性によるところが大きいです。
上記の参考書選びのポイントとなるレベルや用途が合致していても、なかには相性が合わずに使いづらいと感じるものもあります。
この点は一番参考書選びでむずかしい部分でもあり、最終的には実際に参考書を使ってみるまでわからない部分も大きいです。
そうした場合に、避けるべきなのは多くのひとにとってよい参考書とされていても自身に合わない可能性はあり、勉強の効率や理解がわるいにも関わらず、使い続けるといったケースです。
あくまで参考書の良し悪しは個人の相性に占める割合も大きいので、他で良いとされているものであっても自分にとってはそれほど良いものでない可能性はあるということを認識しておくべきです。
未経験からIT資格を勉強するときの参考書選び3つのポイント
参考書が自分にとって良いものになるかは、わかるまでに時間がかかるケースもあります。
また勉強初期では深い部分での使い勝手を確認するのはむずかしく、判断しづらい部分もあります。
そこで必ず相性のよいものを選ぶのはむずかしいですが、自分と参考書の相性を確認するための方法例を3つほど参考に紹介します。
その方法が、
- 事前に実物チェックを行う
- インプットしやすさを確認する
- 知りたい、活用したい点を重視する
です。
まずはこれらの点を抑えるだけでも参考書選びでの失敗は減ることにつながります。
事前に実物チェックを行う
まず参考書の購入前の段階で必ず実物をチェックしておくことです。
今は検索すればほとんどの参考書でレビューがみつります。
しかしそれらのレビューは必ずしも正しいものではありません。
それらの多くは書いたひとの主観だったり、販売目的が絡んでいたりします。
そのためレビューは参考にはなりますが、鵜呑みにはせず実物をチェックするようにします。
冒頭をチラッとみるだけでもその参考書の印象はわかります。
インプットしやすさを確認する
チェックの段階でおすすめするのが、参考書の情報が自分にとってどのくらいインプットしやすいかを確認することです。
未経験の分野ではそもそもどの参考書でもインプットが大変と感じるかもしれません。
しかしそうしたなかでも、この説明ならわかりそうなど感じる部分はあります。
前提としてあげたレベルがあっているかの確認にもなります。
インプットがしにくい参考書では何度も見返したり、調べ直したりと非効率になりがちです。
同じ時間、同じ部分を見比べるとわかりやすいので、インプットに苦労しない参考書を選ぶことが大事です。
知りたい、活用したい点を重視する
最後にその参考書を利用すること対して自身が重視する点を定めることです。
参考書選びの前提における用途の点とも重なりますが、参考書は特定のIT資格の情報が載っていますが、それぞれ得意不得意があります。
とくにニッチな資格でなければ、わりとその資格全般を網羅した広い範囲の情報になることも多くあります。
そうなるとすべてのひとに対して、すべての部分を網羅した情報を掲載するのはどうしてもむずかしくなります。
そのためそれぞれの参考書で重点的に説明されることや、ポイントとして抑える点は微妙に変わってきます。
自身が勉強する分野のなかでどの部分の情報を重視するかを定めて、それにあった参考書を選ぶとより参考書が役立ちます。
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【簡単!3つのポイント】未経験からIT資格取得への参考書選びまとめ
【簡単!3つのポイント】未経験からIT資格取得への参考書選びのまとめです。
- IT資格の勉強では同じ資格&時間の勉強でも参考書の良し悪しで理解度や効率に差が出る
- IT資格の参考書選びの前提として3点、「レベルは同資格でもそれぞれ異なる」「適切な用途での利用が効率的」「良し悪しは個人との相性が大きい」を理解する
- IT資格の参考書選びでは3つのポイントとして、「事前に実物チェックを行う」「インプットしやすさを確認する」「知りたい、活用したい点を重視する」を抑えることがおすすめ
未経験からのIT資格取得の参考情報はこちらでも紹介しています。
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