未経験からIT業界で働く準備のためや会社で取得を指示されて、基本情報技術者試験をとにかく効率よく取得したいと考えている方はいるとおもいます。
「IT未経験から働きはじめるし、とりあえず基本情報技術者は早くに取得しておきたいな~。。。」
未経験から基本情報技術者を勉強することはしっかりと理解して知識を得るという面でも有効ですが、まずはなにより資格を取得することが第一!という考えで受験するひとも多いです。
しかしあとになり振り返ると基本情報技術者の合格だけを考えるならば、もうすこし効率的な勉強もできたなと感じる部分もあります。
そうした点も踏まえて、独学で勉強をはじめるひとがまずは合格することを一番に考えたときの勉強方法についての参考情報を紹介します。
未経験からの基本情報技術者合格の参考スペック・情報
未経験から基本情報技術者の取得を目指す方にとって、まずはどのくらいのIT知識などが必要になってくるかが不安になる点です。
結果的にはほぼ0ベースからでも合格できましたが、ある程度の勉強はやはり必要だと感じました。
とくにITに関する基礎知識の部分があるかないかで結構勉強量は変わってきます。
業務経験は別としても、すでに学生時代の経験などから、ある程度知識があれば苦手分野のみの勉強でOKな場合もあります。
しかしそうした経験もなく完全に0からの勉強となる場合にはそこそこの勉強時間が必要にはなります。
そこそこの勉強時間とはひとにより飲み込みも違いますが、参考までに自分の例では、勉強時間は通学時間の学習をメインに3ヶ月、100時間前後くらいだったのかなとおもいます。
また勉強はすべて独学で進めました。
もしかしたらスクール等を利用すればもっと早く合格できるのかもしれませんが、あまりコストをかけたくなかったことや、腕試しも兼ねてまずは独学で取り組んでいました。
また基本情報技術者試験は勉強をはじめるとわかりますが、暗記学習の面も大きいのでそのあたりの得手不得手でも必要な時間は変わってきます。
基本情報技術者の取得第一の考え
基本情報技術者の取得を第一に考えたときに重要になるのは、知識の理解よりも問題に正解することです。
こんな書き方をしてしまうと資格試験界隈の方などに怒られてしまいそうですが、、
もちろんしっかりと勉強して内容を理解した上で合格、というのが理想的な資格取得の方法ではあるとおもいます。
しかし悠長なことをいってられなかったり、まずは資格取得を第一にという方は上記の考え方が重要です。
とくに午前問題に関しては過去問題からの採用率が高く、問題と回答さえ頭に残っていれば、内容を理解していなくても答えられるものも多くなります。
ただし午後問題では知識をもとに回答する必要がでてきますので、一定の理解は必要になります。
ただ各分野から半分程度を選択する選択式になりますので、得意の分野をつくってしまうほうが合格ラインにのるのは早いかもしれません。
とはいえ自分も苦手だったアルゴリズム、プログラミングなどはどうしてもある程度特典する必要はでてくるので勉強する必要はありますが。
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未経験からの基本情報処理技術者勉強方法
こちらでは未経験から基本情報技術者試験に向けて、独学で合格の手っ取り早さを重視した勉強方法を紹介します。
午前問題の勉強方法
上記のとおり合格第一に考えた場合、午前問題は過去問題の勉強一択です。
今後形式が変わる可能性はありますが、今のところは過去問題さえある程度の正答率になるまで仕上げていれば、極端にいえば内容の理解は置いておいても合格可能です。
だいたい正答率としては過去問題を8割方以上の正答率になっていれば問題ないくらいだとおもいます。
利用するツールは情報処理技術者試験ではおなじみの過去問道場さんがおすすめです。
過去問題が利用できれば他のツールでもよいとおもいますが、自分の場合は通勤学習をしていたこともありスマホで簡単に利用可能な点からこちらを利用させてもらいました。
本試験では計算問題でも過去問の数字そのままで出題される場合も多いので、まずは問題と回答を繰り返して覚えてしまうという方法でOKです。
基本情報処理技術者は試験回数が多いため、すべての問題をやろうとおもうと結構な時間が必要になりますが、進めるうちに同じ問題が複数の開催回で出題されていることもわかります。
未経験からの1周目はひどい得点でも、2,3周目にはいればだんだんと記憶から得点が伸びてきます。
もし少し時間がとれるのであれば、参考書を流し読みで一旦通してから過去問題をはじめるのもひとつの方法です。
こちらの方法のが1周目から正答できる部分はできるので、過去問開始から結果合格ラインにのるのが早くなるかもしれませんが、流し読みの時間は必要になるのでひとによって効率の良さは変わります。
午後問題の勉強方法
午後も勉強方法については基本的には過去問での対応になります。
ただしある程度の理解が必要な部分もありますので、完全に未経験の場合は何かしらの知識カバーできるものが必要です。
とくに良くいわれていますが、配点も高く、文系では疎遠な分野のアルゴリズム、ソフトウェア開発がハードルになることが多いです。
午後問題も過去問題については過去問道場さんなどを利用していましたが、少し時間がかかるものもあったりで、通学学習だけでなく自宅勉強も休日などにとりました。
上記であげたアルゴリズム、ソフトウェア開発以外の分野については、午前問題の解説をみておくことである程度頭にはいるとおもいます。
それをもとに午後問題を解いてみて苦手分野や覚えてない点があれば再度午前問題を確認したり、そこだけ参考書やWebを参照することで十分対応可能です。
開発問題はもし未経験でなにを選べばよいかわからないといった場合は表計算またはアセンブラあたりがおすすめです。
もしどうしても午後問題で苦戦するというひとは有償の学習教材を利用するのも一つの手です。
暗記のゴリ押しでのぞめる午前問題と違い、午後問題は理解が必要になる部分もでてきます。
独学の勉強だけでは理解が追いつかないところは動画教材などで学習したほうが理解しやすく、結果的に学習効率が上がる面もあるため独学だけでは少し自身がないというひとに向いています。
- スタディングはスマホを利用したスキマ時間での勉強がしやすく、無料体験も可能なので一度試してみるのがおすすめです。
- BizLearnは動画学習プラス午前試験免除制度が利用できるというのは大きな利点です。午前免除ができればそのぶん空いた時間を午後試験に集中できます。
午後試験の勉強で行き詰まるひとや不安があるひとは、独学だけだと時間効率や理解度の面で失敗する可能性があります。
最短合格したいひとはこうした質の高い教材を利用することが費用対効果の高い近道になります。
未経験からの基本情報技術者合格に【独学&最短勉強のコツ】まとめ
未経験からの基本情報技術者合格に【独学&最短勉強のコツ】のまとめです。
- 0からの場合にはそこそこの勉強時間は必要
- 午前問題は過去問一択。通勤通学中の過去問題のみでも可能
- 時間がとれれば参考書の流し読みなども利用する
- 午後問題は過去問題プラスアルファをおすすめ
- 午前問題での知識をベースにアルゴリズム、ソフトウェア開発などを重点的に勉強する
全体的に内容の理解や知識習得に固執することはせず、問題に正解する&合格ラインを超えるように正解率を伸ばすという視点で進めるほうが、合格するには早いです。
なお未経験からの基本情報技術者資格やIT資格の取得、IT業界転職への参考情報はこちらでも紹介しています。
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