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【IT資格の意味】未経験からの資格取得は一歩先を狙うべき

IT資格

IT未経験や経験が浅い状態で、今から高度な資格を勉強しても実務に直接関係ないし、意味がうすいかなと考えているひとがいるかもしれません。

「未経験からIT業界に就職するけど、いきなり高度な資格を勉強しても無駄になるよな?・・」
「まだITの仕事に就いて経験が浅いけど、今の自分にとってレベルの高い資格を勉強してもあまり意味はないかな~?。。。」
こうした方むけに自身の力量より高度な資格を勉強することは視点を上げることに役立つという参考情報を紹介します。

資格を取得するには勉強が必要になりますが、せっかく勉強をしても実務以上の内容だと使う機会もなくて無駄に感じられるかもしれません。

しかしすぐに使う機会のない資格のレベルだったとしても、先行して勉強をすることで得られるメリットがあります。

実際に自分の場合には経験やレベルとは見合わないとされる高度情報処理資格などを勉強しましたが、その勉強は経験の浅いときでも実務上で役立つ一面があったと感じています。
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力量以上の高度な資格を勉強して視点をあげること

自身の実務や役職などで求められるレベルよりも、高度な資格を勉強することで知識のうえで自身の視点をあげることができます。

これは普段よくある仕事上での知識のインプットとなる、実務経験やOJTなどからでは中々得られない点になります。

なぜならそうしたなかで得る知識というのは基本的には直接的な役立ち度が重視されるためです。

直接的に役立つ、すなわち現状の業務で必要とされる、現在持つべき知識の部分を勉強することになります。

対して現状の自身のレベルより高度な資格を勉強することは、実務の直接的関連はうすかったり、すぐに利用する知識ではなかったりします。

しかしそのぶん勉強で得られる知識は、今の自分から見てより高いレベルの視点をもつことにつながります。

また高度なレベルの資格を取得することは資格の保持自体がもつ意味が大きいですが、自身の力量以上の資格を勉強するときのほうが勉強自体で得られる意味はより大きいものになると考えられます。

すでにある知識の補助的勉強するのと、知識にないことを勉強するのとでは、後者のほうがリターンは大きいためです。

力量以上の仕事の視点から得られること

自身の力量以上の資格を勉強し視点があがることで得られるメリットがあります。

それは大きく2つあり、

  • 仕事のQCD(品質・コスト・納期)が向上する
  • 上司の視点が理解できる

です。

仕事のQCD(品質・コスト・納期)が向上する

自身の力量より高い視点をもつことで、自身が担当する仕事におけるQCD(品質・コスト・納期)が向上します。

直接高いレベルの仕事をやるわけではなかったとしても、その仕事のなかで必要とされる点やおさえてほしい部分を理解していると業務の質はあがります。

たとえば未経験からSEの働きはじめによくあるマニュアル作成でも、サービスマネージャーの知識をもち顧客の運用部分を理解したうえで作成するかどうかで、顧客が求める点、運用上でおさえるべき点などがきちんと網羅されたマニュアルとして品質が変わってきます。

基本的に担当する仕事のレベルが低いときほど、仕事内容は考える部分は少なく、作業的な部分が多くなります。

未経験から仕事をはじめたときの業務はとりあえず上司や先輩からの指示で、試行錯誤の必要はなく、とにかくタスクをこなしていくということもよくあります。

しかしそうした作業的な業務をこなすなかでも、高度な知識をもっていることで重要なポイントをおさえることができるようになります。

そうなると仕事の品質が上がったり、素早くこなせたりするようになり、仕事のQCDが向上します。

上司の視点が理解できる

自身の力量より高い視点をもつことで、自身より高い役職にあるひとの視点が理解できるようになります。

これにより自分の先輩や上長にあたるひとがどんなことを考え、どんな知識をもとに仕事をまわしているのかがつかめることにつながります。

たとえば単純な仕事の報連相をとっても、プロジェクトマネージャーの視点を理解しているかどうかでその内容は変わり、情報共有に必要な時間や効率なども変わってきます。

また上司の視点を理解するということは、自身に求められていることも理解しやすくなります。

上司からみて使える部下、できる人間とおもわれることは、組織で働く以上はマイナスにはなりませんし、直属以外のさらに上の上司などの理解を得ることにもつながります。

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力量以上の高度な資格を勉強すること

高度な資格の勉強に必要なこと

自身の力量以上の資格を勉強するには、ある程度の時間が必要になります。

また必然的に知らない知識やスキルのインプットが必要になるため、勉強の質を確保する意味でもある程度勉強に集中できる環境であることも大事です。

勉強の中身自体がすでにある程度力量がある資格での補助的勉強とは異なり、0ベースからそれに近い形での勉強が必要になると理解しておくべきです。

そうしたことから考えると力量以上の高度な資格を勉強するには、知らないことを知っていくことに面白味を感じられたり、余裕をもって勉強できたりするひとが向いています。

自身から見た高度な資格として狙う資格は自由に選択して問題ありません。

あくまで自身にとってより高いレベルであればよいので、おすすめは今の自分からみて現状の仕事の先にある分野、将来的に関わりたい分野のことです。

ただし興味があることであれば将来的に関わりたいと考える他分野のことでも問題ありません。

高度な資格といってもレベルの幅も自由に考えて、どのくらい上のレベルとするかはそれほど重要ではありません。

重要なのは現時点で自身がもっている知識やスキルより、高度なレベルを勉強する資格であることです。

力量以上の高度な資格を勉強した方法

ここでは自身の力量以上の高度な資格を勉強した方法について、自分の例を含めて紹介します。

まず勉強に手をつける始め方ですが、高度な資格として自身が興味のあること、勉強したいことがあればそれをはじめればOKです。

もしパッとおもいつくものがない場合は、まずは興味のある分野の資格をピックアップしてみることがおすすめです。

高度な資格といっても資格のレベル自体ではなく、自身からみたレベルで考えることが大事なので、もし全くのIT未経験からはじめるということであればITの基本からでも問題ありません。

ただしすぐに資格合格できそうだからといった理由では選択せずに、勉強するということに重きをもつ選択がおすすめです。

自分の場合にはIT未経験から基本情報技術者試験を勉強しました。
当時はITパスポート試験はなく、Office系の資格などもありましたが、勉強自体がつまらなそうや半分くらいは知っていることの復習になりそうと感じたため、知らないことを勉強したいという面から上記を選択しました。

基本情報の資格自体はIT企業に就職してしまえばなんてことない資格ですが、未経験のときには知らないことばかりで、それらを勉強しておくことで就職直後の仕事では基礎の理解や先輩から聞かれていることの理解などに役立ちました。

その後、経験が浅いうちでしたが高度情報処理試験も勉強しました。

その勉強は実務、役職ではすぐに直接関わる内容は少ないものの、企業の戦略やプロジェクト管理の視点をもって考えられることは業務において役立っています。

高度な資格を勉強しても、直接業務で関連がなかったり、完全には理解できなかったりするかもしれません。

しかしこうした高度な視点をもって考えられるということにメリットがあり重要なことだと考えています。

【IT資格の意味】未経験からの資格取得は一歩先を狙うべきまとめ

【IT資格の意味】未経験からの資格取得は一歩先を狙うべきのまとめです。
  • IT未経験や経験の浅いうちに高度な資格を勉強することは仕事で直接的に使う以外に得られるメリットがある
  • 力量以上の資格を勉強することは、「仕事のQCD(品質・コスト・納期)を向上」「上司の視点を理解」につながる
  • 力量以上の高度な資格の勉強には知らないことに面白味を感じたり、余裕をもって勉強できたりするひとが向く
  • 高度な資格を勉強してみようと考えるときには興味のある分野の資格をピックアップしてみることがおすすめ

IT経験の少ないなかで資格を勉強した参考情報はこちらでも紹介しています。

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