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【未経験独学で合格】高度情報処理試験の午前試験対策&コツ

高度情報処理技術者

高度情報処理試験の受験を考えるひとのなかには、情報処理試験の学習経験が少なく、午前試験をどう攻略すべきかで悩むことがあるかもしれません。

「高度情報処理試験の勉強を始めたけど、試しに午前問題を見てみたら難しすぎて諦めそう・・・」
「情報処理試験の経験はないけど、どうしたら効率的に午前試験の学習を進められるかな~。。。」
こうした方むけに高度情報処理試験の午前試験を合格するための勉強とコツについて紹介します。
私自身は初めての高度情報処理試験で、独学&初受験でITストラテジスト資格に合格することができました。
それまで高度情報処理試験の学習経験も業務経験もありませんでしたが、そんな自分でも午前試験を順調に突破できた経験からの、午前試験攻略に向けた参考情報です。

高度情報処理技術者試験における午前試験は午前1と午前2に区分が分かれた試験となっています。
ただし、両者とも一問一答方式の形式となっておりいずれの区分でも基本的な勉強法は同様です。

そのため、ひとつの区分で学習方法のコツをつかむことで、午前1、午前2ともに効率的に攻略することが可能です。

午前試験の学習のコツは、結論からいうとメインは過去問題の繰り返し&時間効率化。プラスアルファとして午後試験にむけた活用となります。
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高度情報処理技術者試験における午前試験とは

まず高度情報処理技術者試験の午前試験における試験内容についてですが、午前1試験は応用情報技術者と同じく全資格区分で共通の内容、午前2試験が資格試験区分ごとに異なる内容となります。

ではそれらの午前1,午前2試験の出題傾向や難易度についてはどうでしょうか。

高度情報処理合格の午前試験突破に必要な合格ハードル

ここでは午前試験における細かい出題時間や傾向の詳細は一旦省きますが、午前試験に合格するための最もポイントとなる点は、午前試験は午前1、午前2ともに過去に出題された問題からの出題が非常に多いということです。

どのくらい多いかというと、過去に出題された問題をすべて正解すれば、初出の問題はほぼ全滅でも合格可能なくらいです。

実際には初出の問題でも4択で数問当たる可能性を考えると、過去問題さえおさえておけばほぼ合格ラインは間違いないといっても過言ではありません。

もちろん過去問題からの出題が多いとはいえ、なんの準備もなく適当にやっても合格できる!といったレベルではありません。
しかし過去問題というしっかりとした学習材料が用意されていることが分かると、勉強に手を付けにくい午後試験に比べて雲泥の差で取り掛かりやすいです。

高度情報処理の午前試験における難しさ

私自身もそうでしたが、初めて高度情報処理技術者試験の受験を考えるときは大抵過去問題を一度見ておこうと思い午前試験の問題をチラ見することが多いと思います。

すると、午前試験を試しに見たはいいがほとんど正解できず(または分からず)、このレベルで高度情報処理技術者なんて合格できないと感じて諦める、というのは定番パターンです。

ところが、これは午前試験の問題が過去問題からの出題が多いという事実を知らないうちの考えであり、実際には出題の傾向を知っていれば試験難易度的にはそれほど高くありません。

なぜなら過去問題から出題されるということは、たとえ現時点で分からない問題でも、内容と答えを覚えればほぼ確実に正解できるという問題のためです。

そのため、午前試験は資格試験の難易度で考えればかなり攻略しやすい部類となっており、ぱっと見の印象で受験を諦めてしまうのは勿体ないです。

高度情報処理の合格に向けた午前試験取り組みのポイント

ここまでの内容で、高度情報処理試験とはいえ午前試験は比較的突破しやすいということが分かったと思いますが、それを踏まえてもうひとつ大事な点があります。

それは苦戦が想定される午後試験の学習のため、午前試験の勉強をいかに早く&効率的に進められるかという点です。

高度情報処理試験全体の合格を考えたとき、特に未経験や独学での学習では午後試験はかなりの確率で苦戦することが想定されます。
そのため、午前試験の学習にできるだけ手をとられずに午後試験の学習時間を確保することが試験全体の合格に近づく一歩となります。

午前試験の勉強が効率良く進むこと=午後試験の合格も近づくという考えをもって勉強を進めていくことが、実は午前試験の学習において隠れた重要ポイントになります。

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未経験からの高度情報処理午前試験の学習に向けて

ここからは高度情報処理試験の午前試験に未経験から学習していくための進め方などを紹介します。

未経験からの高度情報処理午前試験の勉強ボリューム

これまで紹介した通り、午前試験では午前1、午前2のいずれも過去問題がいのちとなります。

そのため、その学習方法は必然的にひたすら過去問題を解いていくという形になります。

では過去問題の学習ではどの程度のボリュームを勉強すればよいか?ですが、個人ごとの学習差異もあるので一概に言えない部分もある前提で、大体「過去問題全体を2週プラス誤答問題を繰り返し」が未経験者の目安と考えます

私自身、初めての受験で上記の勉強ボリュームで取り組み、合格することができました。
ただし保険も兼ねて結果的には余裕もあったため、午前試験をなるべく早期に終わらせるという観点ではより少ない勉強量でも問題ないひともいると思います。

これから未経験から学習を始めるといったタイミングでは、10数年分の過去問題を繰り返し、と考えとそのボリュームに心が折れるかもしれません。

しかし、実際に学習を始めてみると例年過去問題からの出題が多いことから、数年分の問題を解いていくと徐々に見覚えのある問題が増えてきて体感の勉強量としてはそれほど多くないことがわかります。

もし数年分を学習してみて、同じような問題が多く正解率も上がってきたなと感じるようなら、過去問全体ではなく10年分くらいをやるだけでも問題ないひともいると思います。

未経験からの高度情報処理午前試験のおすすめ勉強ツール

ここで午前試験の勉強として十数年分の過去問題を学習する、といったことを考えた時におすすめの勉強ツールを紹介します。

過去問題さえ解ければなんでも良いので、参考書でもIPAからのダウンロード資料でも問題はないのですが、勉強効率を考えたときにおすすめなのが過去問道場さんです。

ちなみに知らない方もいるかもしれませんが、高度情報処理技術者試験の午前問題は基本的に内容のもとは応用情報技術者試験の内容です。
そのため午前試験の勉強で取り組む場合は、午前1,2試験をあわせて応用情報技術者試験の問題で勉強すればよいことになります。

過去問道場さん以外でも学習ツールは自身が使いやすいもので問題ありません。
ただし、私は学習ツールを選ぶうえで以下の点を重視しており、なるべくこれらの点が問題ないツールを利用することをおすすめします。

  • 繰り返し勉強がしやすいこと
  • 問題と回答の確認がしやすいこと
  • 勉強の進捗がみえやすいこと
  • 手軽にどこでも進めやすいこと

前述のとおり、未経験からの午前試験の勉強ではできるだけ時間をかけず、効率的に進めることが重要なため、これらの点を重視していました。

未経験からの高度情報処理午前試験の勉強方針

午前試験の学習ボリュームとツールが決まったら、実際に学習を進めていきますが、そのなかでの具体的な学習方法や考え方などを紹介します。

未経験からの高度情報処理午前試験突破への具体的な勉強方法

具体的な学習方法といってもなにか裏技的なものがあるわけではなく、基本的には過去問道場を利用して午前試験の過去問題をひたすら解くというのが勉強方法になります。

かなり単純な勉強方法かつ力技ですが、結果的にこれが一番手っ取り早く効率的、かつ確実です。

ただし学習方法は単純ですが、その学習環境と進め方は少しコツがあります。

まず学習環境としては、過去問道場の利用はスマホを利用したこと、そして通勤時間や昼休みなどの隙間時間をフル活用したことです。

この理由は、これまでも述べた未経験から苦戦が想定される午後試験になるべく時間と労力を割くために、午前試験ではできるだけ省力化&時間効率化を図るためです。

机に向かう学習時間は午後試験の勉強にむけて確保するため、午前試験は「いかに机に向かわない時間を使って学習するか」の環境を用意するのが重要です。

私の場合は通勤時間をメインの学習時間とし、行き帰りの時間や食事時間をひたすらスマホをぽちぽちして勉強を進めていました。

もうひとつの学習の進め方については、一問一答形式で過去問題を解いたらすぐに回答を確認するということです。
これも理由としては効率化のためで、1年分をまとめて解くやりかたと比較して、ちょっとの時間でも勉強を進められることや、答え合わせ時に問題内容を確認する手間が不要なこと、インプット・アウトプットを高速化したほうが覚えやすいことなどからです。

未経験からの高度情報処理午前試験の学習活用の考え方

未経験から午前試験の学習を進めるうえではこれまでの内容でほぼ問題ありませんが、プラスアルファの部分として午前試験の学習を活用するという考えをおすすめします。

高度情報処理試験の午後問題は論述・論文(試験区分に応じて)となりますが、それらの試験では午前試験の内容をネタとして利用することができます。

そのため、特に自身の試験区分に関連する午前試験問題の内容は、午後試験の勉強に向けたネタ集めとして活用できます。

ここでも勉強ツールとして過去問道場さんが素晴らしいところですが、回答に加えて詳細解説も見られることが多いというのが助かります。

単純に午前試験を突破するという観点だけなら、過去問の回答を記憶するだけでも問題ありません。
しかし、午後試験への活用を考えた場合は問題の区分に応じて、できるだけ解説内容の中身も理解しておくと後々で活きてきます。

高度情報処理試験の勉強を午前・午後試験ともに並行して進めると、未経験から最初のうちは回答を読んでも不明だったことが、徐々に午前試験の内容を理解することで午後試験の内容も理解が進んでいくようになります。

単純な回答選択肢を覚えるだけでなく、試験区分に関連する問題は内容理解を進めることで、段々と午後試験の論述や論文記述に活かせる材料の蓄積が期待できます。

独学で勉強しているときは過去問題を利用して正解を選びとる力はつけられますが、応用情報レベルの内容をひとりで理解するというところは少し苦戦するかもしれません。
午後試験にむけて午前試験の内容をしっかり理解しておきたいひとは、こちらのスタディングの応用情報技術者プランなどの有償教材の利用も時間帯効率の高さからおすすめです。

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【未経験独学で合格】高度情報処理試験の午前試験対策&コツまとめ

【未経験独学で合格】高度情報処理試験の午前試験対策&コツのまとめです。

  • 未経験からの高度情報処理午前試験は過去問題をおさえることが最も重要
  • 午後試験のために午前試験の勉強は早く&効率的に進めることも意識
  • 勉強ツールは自身に最適なものを選択。おすすめは過去問道場。
  • 基本の勉強は過去問題をひたすら解く&理解
  • 午前試験はプラスアルファで午後試験のネタ集めとしての側面も考え勉強すると効率UP

未経験から高度情報処理技術者試験に合格した午後試験の勉強方法をこちらで紹介しています。

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