未経験から高度情報処理試験の受験を考えているひとのなかには、勉強で手一杯で実際の受験当日のことなど考えられないというひともいるかもしれません。
「はじめて高度情報処理試験を受験してみようと考えているけど、とりあえず当日まで勉強をがんばることしか考えていないな・・」
「今まで高度情報処理試験は受験したことがないんだけど、受験当日に向けてはどんな感じで準備していけばいいのかな〜。。。」
こうした方むけに高度情報処理試験の受験当日の流れとその準備の参考情報を紹介します。
しかし未経験からの受験初回は入試試験以来の試験でおもっていたよりも疲れたというのが印象でした。。
情報処理試験はどの試験区分も普通に受験すると午前午後にまたがる1日どっぷりの長丁場の試験になります。
そのためせっかく勉強してきた試験がむだにならないよう、とくに初めての受験時には試験当日のことも視野にいれて考えておくことがおすすめです。
未経験からの高度情報処理試験の受験当日
未経験からの高度情報処理試験の受験当日の流れと状況を簡単にまとめます。
情報処理試験のなかでも基本情報処理くらいまでは、IT関係の学校や会社では受験経験があることも多いです。
しかし高度情報処理となると基本的には自ら受験するひとしかいません。
そのため未経験から高度情報処理を受験するときは、はじめて受験をむかえるひとがほとんどです。
はじめての試験にむけては受験当日のことをなんとなくイメージしているだけでも、当日の緊張感や焦りから開放されることにつながります。
未経験からの高度情報処理試験の受験当日の流れ
未経験から高度情報処理試験を受験する当日の流れは、試験会場によって多少異なることもあるかもしれませんが大まかには同じです。
高度情報処理では午前1,2、午後1,2と試験時間は4区分に分けられ、それぞれの合間に休憩、午前午後の合間に昼休憩が挟まる形です。
それぞれの具体的な時間スケジュールはこちらです。
- 午前Ⅰ 9:30~10:20(50 分)
- 午前Ⅱ 10:50~11:30(40 分)
- 午後Ⅰ 12:30~14:00(90 分)
- 午後Ⅱ 14:30~16:30(120 分)
こうしてみると時間配分は結構バラバラなことがわかります。
だいたい朝は30分前くらいには入っていたほうがよいので、そこから夕方まで缶詰状態というのが基本の流れになります。
まずは長丁場の試験、そしてそれほど合間を開けずに進んでいくのだということをイメージしておくことが大事です。
未経験からの高度情報処理試験の受験当日の状況
受験当日の流れは上記の通りですが、あわせて自分がはじめて高度情報処理試験を受験した当日の状況を簡単にまとめます。
なかでもそれまでに経験していた基本情報処理の試験時とは異なっていた点が、
- 高度情報処理試験の会場は少人数&落ち着き
- 午前試験は免除者が多数
というところです。
試験区分にもよりますが高度情報処理は基本情報処理に比べると受験人数は圧倒的に少数です。
だいたい受験場所は大学などになることが多いですが、高度情報処理では区分ごとに1クラスから多くても3クラス程度が割り当てになっていました。
また受験会場によっても左右されますが、基本情報処理と比較すると多少落ち着いて受験ができる環境です。
受験者それぞれが顔見知りであることも少なく、少数のため静かなことが多いためです。
また未経験からの受験では午前1試験から受験することになりますが、おもった以上に午前1の免除者が多いです。
試験区分や状況でも変わるとおもいますが、自分のときは午前1受験者はクラス内で10人にも満たない程度でした。
これらの点以外は試験時間の違い以外は基本情報処理と特に大きく変わることはありませんでした。
未経験からの高度情報処理試験の受験当日への準備と対策
試験前の準備と対策
未経験から高度情報処理試験を受験するときは、試験前までに試験当日を軽くでいいのでイメージしておくことが重要です。
意外と勉強に集中していたり仕事が忙しかったりするとなにも考えず当日をむかえることもあります。
しかし高度情報処理の試験は午前1からすべて受験すると本当に長丁場になります。
長時間の試験は慣れていないと集中がもちません。
個人的にはどれだけがんばってもそれほど長く集中するのはむずかしいと考えています。
そのため高度情報処理試験は午後試験が本番ととらえ、午前試験は時間が余って休んでいるくらいの進め方(確か早めの退出も可能だったはず)で考えておくのがおすすめです。
なるべく午前試験では力を温存して、午後試験に集中する進め方を意識します。
本当はリハーサルとして午前試験から通しでやってみてもよいのかもしれませんが、さすがにその時間はとれず。
午後試験だけでも通しで経験しておくと、集中の維持と時間配分などがつかめるようになります。
完全に通しでやることがむずかしいとしても、少なくとも本試験に近い状況での勉強はやっておくと試験当日に長時間の影響で勉強した力がでないということを防ぐことができます。
試験当日の準備と対策
未経験から高度情報処理試験を受験するときの試験当日はリラックスと集中が大事な点です。
試験は長時間になるので試験時間以外は頭と体を休めてリラックスするのがおすすめです。
当日のテキスト見返しで合格に左右することはほぼありません。
変に休憩時間を勉強につかって消耗するよりは勉強の振り返りくらいで休んだほうが試験自体に集中できます。
またよく言われることですが食事は予め準備しておくのがおすすめです。
会場内、近隣での昼食確保がむずかしいケースも多いためです。
簡単に口にできてリラックスできるもので済ませるようにします。
当日はなにか勉強をするよりも、どうやって試験時間内を集中しきるかの意識をもっておくのが重要です。
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未経験からの高度情報処理試験の受験当日へ向けた意識
未経験からはじめて高度情報処理試験を受験するとき、当日への意識としては緊張感をもちすぎないことがポイントです。
はじめての高度情報処理となると当然せっかく勉強してきたおもいからも合格したい考えが出るのが普通です。
とくに高度情報処理は年1回のチャンスなので受かりたいとおもう気もちは強くなります。
しかし考えてみれば高校、大学入試などと比べると資格試験はチャンスが多く、たとえ不合格でもまた来年度に受け続けることが可能です。
気を抜いていいわけではありませんが、それほどリスクのない受験と考えて気負いすぎる必要はありません。
変な緊張感や焦りがあると試験への集中の邪魔にもなります。
また試験での緊張感を減らす点として、勉強自体でも有効な方法ですがなるべく試験時間と同じ状況で勉強しておくことが大事です。
試験時間と同じ時間内で過去問などをやることで、受験当日の焦りや緊張を防ぐことにつながります。
その他にも自身によってなるべく緊張感を感じずに、いつもの過去問題と変わらないような意識で受験ができるように準備を進めておくとよい結果につながります。
【受験当日に向けて】未経験から初めての高度情報処理試験にまとめ
【受験当日に向けて】未経験から初めての高度情報処理試験にのまとめです。
- 未経験から初めての高度情報処理試験の受験時には試験当日のことも視野にいれて考えておくことが大事
- 高度情報処理試験は長丁場で合間を開けずに進んでいく試験になる
- 未経験から高度情報処理試験を受験するときは試験当日を軽くでもイメージしておくこと
- 未経験から高度情報処理試験を受験するときの試験当日はリラックスと集中が重要
- 高度情報処理の受験当日までにはいつもの過去問題と変わらないような意識で受験ができるように準備を進めておく
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