未経験から高度情報処理技術者試験の論文試験を受験するとき、どんな構成で書くべきかで苦戦するひとがいるかとおもいます。
「論文にうまく手をつけられないけどなにから意識すればよいかな~。。。」
未経験から高度情報処理技術者試験の論文を書くのは、ある程度の勉強時間が必要になります。
その勉強のなかでまず最初に論文の基本構成の部分をしっかりと意識することができると、その後の勉強の効率もあがります。
未経験からの高度情報処理技術者論文でのむずかしさ
未経験からの高度情報処理技術者試験における論文は、業務経験があまりないなかで書くことが多くなります。
そのためまずは論文のネタ集めが必要になりますが、いざ論文ネタが集まっても実際に書き始めてみるとうまく書ききることができないケースも多くあります。
こうしたことを防ぐためには、まず最初に基本構成の部分を意識することが重要になってきます。
高度情報処理技術者試験の論文は基本構成を意識
これまでになにかしらの論文を書いてきた方にとっては、当たり前の内容になるかもしれません。
しかしあまり論文を書いた経験がなかったり、初めての論文試験を受験するといったりする場合には、まずは基本構成の点を意識するだけでも論文の形が整いやすくなってきます。
論文の基本構成は序論・本論・結論になります。
高度情報処理技術者試験の論文問題との対応については、論文試験は小問題ア・イ・ウとなっておりそれぞれに対応づけて書くことができます。
序論
問題アの部分では序論として、簡潔に結論の部分を記述し、本論につなげていく形となります。
ここはもっとも時間をかけずに書ける部分になり、受験区分でのネタをある程度準備していれば、結論的な部分を考えるのみになることがほとんどです。
ここでは本論で中身を具体的に書いていくための結論を数字のデータをあわせて書いていくということが必要になります。
本論
問題イに対応する本論が論文試験でもっとも重要な部分となります。
ここはアで記述した結論や目標につながる内容を書いていくところになります。
個人的に考えるここでの注意点は余計なことを書かないことです。
余計というのは自分が書こうとしている論文の内容に不要なものという意味です。
最初はどうしても文量を書くことができず、いろいろな肉付けを意識しがちですが、そうした肉付けは後からネタの準備や勉強を進めるなかでできるようになり自然と文量が増えていきます。
まずは文字数を意識せずに、スッキリとした内容で序論から結論につなげていくための本論を書くという意識のほうが適しています。
結論
問題ウに対応するのが結論になりますが、こちらもしっかりと準備が進んでいけばそれほど時間をかけず書けるようになる部分です。
ここで書くのは評価や改善点などが多くなりますが、本論からの結果を意識してズレがないようサラッと書くくらいの意識で十分です。
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未経験からの高度情報処理技術者試験の論文で意識することまとめ
未経験からの高度情報処理技術者試験の論文を書くときの、基本構成の意識についてのまとめです。
- 基本構成の部分を意識し論文の体裁で書くことを練習
- 論文の体裁を整えることで論文を書き進めるにつれて内容がズレてしまうことなどを防ぐ
- 最初は序論・本論・結論の流れで書くことを意識して不要な点をのぞいて記述をつなげていく
未経験からの高度情報処理技術者試験の論文についての参考情報はこちらでも紹介しています。
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