未経験・若手エンジニアの方で高度情報処理試験の取得を考えているが、午後1試験で苦戦しているひとがいるとおもいます。

「高度情報処理の午後1を勉強しているけど合格できる気がしないな~。。。」

自分のようなIT未経験からIT業界で働きはじめて、初受験&独学で合格することができた情報が同じような方の参考になればとおもいます。
初受験&独学者にとっての高度情報処理技術者試験の午後1
自分が初めて受験したのはITストラテジストでしたので他の受験科目では少し違った可能性もありますが、未経験・若手エンジニアからすると最も鬼門になるのが午後1試験であることは多いです。
また午後1が難しく感じるのは、問題自体の難しさと合わせて試験時間の設定が非常にきびしい面もあります。
本番の試験時間にあわせて過去問題を解く練習をしていましたが、最後まで時間に余裕を持って解き終えるというところまではいきませんでした。
未経験&独学での高度情報処理技術者試験の午後1勉強法
午後1試験勉強の進め方
具体的な勉強方法として、自分は通勤学習をメインの勉強として時間の有効活用をしていましたが、午後1試験だけは自宅で紙を利用した勉強が主でした。
自分がとった方法では過去問題をプリントしたものを用意して、それを毎日大問1問を基本に解く&回答チェックするということをひたすら続けました。
その際に問題を解くときは必ず時間を測って解くようにし、1問を30〜35分を目標として解くことを念頭においていました。
よく言われることですが、特に午後1は回答時間に追われるケースが多いと思います。
最初はゆっくりでも全問解くことを優先するやり方もありますが、自分は本番の感覚に早く慣れるため最初からこのやり方で進めました。
未経験からの午後1試験勉強中のポイント
最初のうちは自分のような未経験だとコテンパンな点数になるケースも多いかとおもいます。
それでも未経験から独学ではじめるひとは、多くのひとがそんな結果になるとおもいますので最初は気にする必要はありません。
自分は回答後に答え合わせをして参考書の解き方や観点などを理解するようにし、間違えた問題を書きまとめ用ノートにまとめるようにしていました。
この辺はやりやすい方法でよいとおもいますが、重要なのは回答に至るまでの考え方や午後試験におけるクセや感覚を掴むことです。
未経験からの午後1試験勉強の周回
こちらの方法で大体試験の3ヶ月前から勉強を開始して試験前まで行い、計画していた過去問題を1週した後は間違いの多かったものを再度解き直しをしました。
午後1過去問の1週はかなり時間もかかるので、再度解き直しをするときは完全には内容を覚えていないことが多いので、チェックも兼ねてよい勉強になります。
勉強開始直後は全く正解とおもえる問題がなく、かなりヤバいかなというレベルでした。
しかし数年分過去問題を続けて、問題の中身は異なっても分野的に同じものを数問取り組んできたくらいで段々とポイントが見えたり、正解が増えたりしてきます。
そのくらいになってくると、問題の解き方や問題文中でチェックすべきところ、問題への書き込みの仕方などもつかめてきます。
このあたりのレベルになると合格の可能性も感じられるようになりますが、未経験からだとこの段階までに結構時間が必要になります。
そのため未経験、独学で高度情報処理技術者を受験するときは、午後1試験の勉強時間を長めにとれるよう計画することをおすすめします。
あとは本番の時間感覚のため実際の試験時間にあわせて筆記具を使ってやっていたことも結果的に回答ペースを掴むのに役立ちました。
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未経験&独学での高度情報処理技術者試験の午後1合格にむけて
未経験&独学からの勉強で、午後1試験の勉強で合格を確信できるレベルになるのはむずかしいです。
また自分の経験では午後1を勉強する中でハッキリとした攻略法のようなものも、あまりつかめるところまではいきませんでした。
ただし勉強を続けることで試験のクセや回答方法の慣れ、回答にたどり着くための道筋などに慣れてきます。
本番での午後1試験は分野ごとに分けられた数問のから4問が出題される形になるので、得意分野を作れるところまでいけるとかなり強いです。
とくに本番試験では時間制限の中でまず問題を選択するところから試験がはじまるので、自分のなかでの問題選択の見極めの方向性もあったほうがよいです。
自分の場合の問題選択の見極め方法を紹介しておくと、まずは問題文をザックリで眺めますがサッと判断できないときはリスクを避ける意味も含めて小問数の多いものを選択することにしていました。
【午後1対策&コツ】未経験独学から高度情報処理試験に合格する!まとめ
【午後1対策&コツ】未経験独学から高度情報処理試験に合格する!のまとめです。
- 未経験・若手エンジニアにとって高度情報処理技術者試験の午後1はわりと鬼門
- 勉強方法は過去問題をプリントして時間計測し毎日大問1問を演習&回答チェック
- 勉強時間を長めに確保し、本番の感覚を掴むため本番と同様の試験時間、筆記具を利用して勉強
- 最初は点数が伸びにくいが続けるうちにコツやポイント、点数の伸びが徐々にみえてくる
- 本番試験に向けて問題選択の方向性ももっておくことがおすすめ
未経験・若手エンジニアの自分が高度情報処理技術者試験に合格したときの午後2試験の勉強法をこちらで紹介しています。
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