はじめて論文系の高度情報処理試験の受験を検討していて、できるだけ短時間で効率よく取得したいと考えるひとがいるかもしれません。
「IT業務の経験は浅いけど高度情報処理を取得したくて、なるべく効率よく勉強を進めるにはどうしたらいいかな～。。。」
はじめて勉強するときには中々勉強のコツもつかめず、どう勉強を進めるのがよいかで悩んだり苦労したりする部分もありました。
しかしそうした経験から、はじめて論文系の高度情報処理試験を受験するときに短時間で効率よく勉強を進めるには、試験のクセをつかむことを意識するのがおすすめだと考えています。
はじめての論文系の高度情報処理試験におけるクセとは
論文系の高度情報処理試験でクセをつかむ必要性
はじめて論文系の高度情報処理試験を受験して合格するためには、試験のクセをつかむ必要性は非常に高いです。
なぜなら高度情報処理試験の午後試験は記述式、論文形式のため画一的な回答がありません。
そのため出題者の意図に沿って評価されるための回答が必要になるためです。
ひとによって回答にブレがでる問題形式のなかで合格するための評価を得るには、どんな回答が評価されるかという試験のクセをつかまなくてはいけません。
論文系の高度情報処理試験でクセをつかむ重要度
論文系の高度情報処理試験でクセをつかむ重要度が高いのは午後試験のみです。
それは上記の通り午後試験が画一的な回答がない試験となるためです。
対して午前試験は一問一答形式なのでクセをつかむという部分は全く意識しなくても問題ありません。
午後試験においては正答率の向上がクセをつかむことと近い部分にあり、早くに試験のクセをつかめないと点数が中々向上せずに苦労します。
試験におけるクセは言い換えると出題者の思考を読むことです。
はじめて高度情報処理の午後試験に回答するときにはたいてい自分が答えたいこと、こうだろうとおもうことを回答してしまいます。
しかしそうではなく、出題者はこうした回答を望んでいるだろう、この点に注目してほしいんだろうという考え方をもつことが大事です。
早くに試験のこうしたクセをつかめると、そこから午後試験の正答率は上がっていきます。
はじめて論文系の高度情報処理を勉強するときにクセをつかむために
はじめて論文系の高度情報処理を勉強するときには、中々試験のクセをつかむことはむずかしいです。
高度情報処理試験の勉強は基本的には過去問題の繰り返しを行うひとがほとんどです。
ただし午後試験の勉強において、単純に問題への回答練習を繰り返すだけではあまりつかめないことも多いです。
高度情報処理の午後試験におけるクセをつかむには、それぞれの問題における解説と回答に至る道筋を理解していくことが重要です。
そのためはじめて論文系の高度情報処理の勉強をするときに、なにも勉強準備せずに０から進めるというのは難易度が高くなります。
ひとによっては問題と回答からだけでも可能な場合もあるかもしれませんが、はじめて勉強するときには問題の解説と道筋を説明してくれる資料を利用することが効率的にもおすすめです。
しかし午後試験では単純に過去問題を繰り返すだけではクセはつかめないことが多いです。
論文系の高度情報処理試験の午後１試験におけるクセ
午後１試験におけるクセをつかむうえで大事なのは、出題者がどう考えてほしいかをつかむことです。
午後１の問題では基本的に問題中にヒントや回答につながる内容があることがほとんどです。
問題に埋め込まれているヒントや材料となるパーツを正しく拾い集めることが重要になります。
問題中での必要なパーツの散らばり方や探す難易度は試験により異なってきます。
出題者はこのパーツを使ってこう考えてほしいという情報を問題に埋め込んでいるので、それらを抜き出してつなげるといった部分のクセをつかむことが必要になります。
午後２試験でのクセ
午後２試験におけるクセをつかむうえで大事なのは、出題者がなにを書いてほしいかをつかむことです。
午後２試験では回答の中身は自身で０から考える必要があります。
ただし評価につなげるための回答に書かなくてはいけない点、書いてほしいと考えられている点があります。
そしてそれらの点は出題者により問題中に埋め込まれています。
問題中から回答時になにを書くべきかを正しく抜き出すといった部分のクセをつかむことが必要になります。
スポンサードサーチ
はじめての論文系の高度情報処理試験におけるクセをつかむ方法
高度情報処理試験の勉強でクセをつかむためのポイント
高度情報処理試験を短時間で効率よく合格したいなら、クセをいち早くつかむためのポイントが重要です。
試験のクセさえつかめれば、はじめての勉強でも過去問題の消化量はそれほど多くなくても合格は可能です。
高度情報処理の勉強でクセをつかむための一番の方法は問題文の読み込みです。
それだけのことと感じられるかもしれませんが、クセをつかむための情報は上記した通り午後１・午後２試験とも問題にあります。
それぞれの試験で問題を正しく使えるかどうかがクセをつかむためには大事な点となります。
そのため問題を正しく使うための練習として問題文を読み込むことが、試験のクセをつかむためには有効です。
高度情報処理試験のクセをつかむための問題の読み込み
問題文の読み込みを勉強するには、必ずしもデスクに向かって勉強する必要はありません。
問題を読み込みクセをつかむための勉強自体は空き時間や移動時間などでも可能です。
こうした時間を使うことで勉強効率の向上や時短にもつながります。
午後１試験の問題読み込みであれば、問題と設問からどこを使うかの見当をつけ、それが正しいかを確認することです。
午後１試験では実際の回答時にも問題へのマーキングを使った方法を使うことがほとんどです。
そのため問題を読み込んで回答に使う部分をマーキングするところまでをやるイメージです。
午後２試験の問題読み込みであれば、問題と設問からなにを書く必要があるかを拾い、それが正しいかを確認することです。
午後２試験では骨子作成の勉強をしますが、骨子に入れ込む内容のあたりをつけるところまでのイメージです。
机に向かい試験形式で過去問題に回答するところまでの勉強を行うと１問ごとに結構な時間がかかります。
だいたい午後１試験の大問１つで３０分、午後２試験の大問１つで１．５時間くらいにはなります。
これを問題文の読み込み勉強で進めると、別途で試験形式で回答するための勉強は必要にはなりますが、試験のクセをつかむところまではできるだけ時間をかけずに勉強でき効率アップにつなげることも可能です。
【効率よく合格するには？】はじめての論文系高度情報処理試験まとめ
【効率よく合格するには？】はじめての論文系高度情報処理試験のまとめです。
- はじめて論文系の高度情報処理試験を短時間で効率よく勉強するには試験のクセをつかむことを意識するのがおすすめ
- 論文系の高度情報処理試験でクセをつかむ重要度が高いのは午後試験のみ
- 高度情報処理の午後試験におけるクセをつかむには問題における解説と回答に至る道筋を理解していくことが重要、はじめて勉強ではそのための資料を活用するのがおすすめ
- はじめての高度情報処理の勉強でクセをつかむための一番の方法は問題文の読み込みで、空き時間や移動時間などを利用し効率アップが可能
未経験から高度情報処理試験に合格するための参考情報はこちらでも紹介しています。
コメント