未経験から高度情報処理技術者試験を受ける予定で勉強をしているが、自分の書く論文の評価が気になるという方がいるとおもいます。
「高度情報処理技術者試験の論文は添削評価を受けたほうがいいのかな~。。」
高度情報処理技術者試験の論文勉強において自分の書いた論文が評価を受けることは重要です。
論文はただ書き続けるだけではなかなか質が向上しにくいためです。
そのため論文の評価を他者から受けることは価値がありますが、より論文評価を上げるために効果的なのは自己評価できるようになることです。
個人的には他者に評価を受けることは方法として有効な手段ですが、自己評価さえしっかりできるのであれば必ずしも必要なわけではありません。
高度情報処理試験の論文における他者評価の価値
高度情報処理試験の論文での評価の重要性
まず本番試験での論文評価ですが、論文はABCDの4段階評価で明確な基準は公開されていません。
基本的には減点方式と考えられていて、C以下の評価は明確な減点箇所があることが原因とされています。
通常の勉強をしてきた場合にはA評価とB評価の壁がキモになることが多いです。
評価方法が具体的になっていないことから、論文が合格ラインにあるかを確認するには回答との答え合わせができず自己評価または他者評価を行うしかありません。
自身で論文を評価する自己評価の場合、どうしても論文の内容を把握していたり、気づけない点があったりします。
そのため論文内容の前提知識がない、なにも知らない第三者に評価してもらう他者評価は有効です。
高度情報処理試験の論文を他者評価における必要性
ただし他者評価をしてもらうならば相手に求められる点もあります。
論文に書かれた内容はなにも知らないことが前提ですが、一方で高度情報処理技術者試験の論文のことは理解しているひとでないと効果が低くなります。
会社の先輩やWEB上での添削による方法もありますが、それが本当に効果的な他者評価になるかどうかは疑問の余地がはいるため積極的には利用しません。
そうした他者評価では通常の論文としての他者評価は受けられるかもしれません。
しかし高度情報処理技術者試験の論文という観点で考えたときにあまり効果的な評価にならない可能性があるためです。
他者評価を受ける場合には第三者としての視点とあわせて高度情報処理技術者試験における論文の観点で評価できるひとを探すのがおすすめです。
高度情報処理技術者試験の論文における自己評価の重要性
自分は初めて受験したITストラテジスト試験では他者評価は利用しませんでした。
上記の理由と腕試しの意味もあったためですが、同時に
自己評価ができることの重要性
を考えていたためです。
そのため自分で書いた論文は他者評価は利用せずに必ず自己評価を行うようにしていました。
自己評価が重要な理由としては、高度情報処理技術者試験の論文で合格するためには評価視点を理解する必要があるためです。
自分で自分の論文を評価できないということは、結局論文を合格ラインにのせるために必要な内容がわかっていないということです。
反対に自己評価で他者評価と同じだけの評価ができるようになれば、自分の論文になにが足りないか、なにを書くべきかがわかるようになります。
最初のうちはむずかしいかもしれませんが、他者評価の有効な点を理解したうえで自己評価を繰り返していくことをおすすめします。
自己評価ができるようになると自身の論文に必要な点が理解できるようになりますので、論文を書くことはわりと時間との勝負になってくるとおもいます。
こうなればあとは頭のなかでの整理の仕方や骨子の作り方をトレーニングするだけで合格論文が書けるようになります。
スポンサードサーチ
高度情報処理技術者試験の論文における自己評価の方法
自身の論文を自己評価するうえで注意する点は。他者評価が有効と考えられる点を理解しておくことです。
上記のとおり、論文内容をなにも知らない第三者の視点と高度情報処理技術者試験の評価観点をもって自己評価することが重要になります。
最初はなかなか自己評価はむずかしいです。
そこで最初のうちは自己評価の練習と評価のポイントをおさえるために、他者の論文を評価してみることがおすすめです。
他者の論文は論文事例集やWeb上のものなどを利用し、問題をみて必要とれされるポイントがどう抑えられているかを確認していきます。
自分が利用したおすすめの論文事例集についてはこちらでも紹介しています。
論文事例が用意できたら、問題であげられている回答時のポイントになる点をチェックしておき、論文のなかで対応する箇所を結びつけていきます。
このとき問題でチェックしたポイントに不足がないかは問題の参考書や 解説で必ず確認しておきます。
こうした論文の評価を何度か繰り返していくと、合格論文では問題で必要とされているポイントが盛り込まれていることがわかってくるとおもいます。
論文を他者評価することに慣れると過去に自分が書いた論文を自己評価するとポイントが抑えられていない穴がみえてきます。
その状態になれば高度情報処理試験の論文をある程度客観視できている状態になるため、論文を書くうえでもポイントの漏れなどがなくなります。
未経験からの高度情報処理の論文評価【あなたの評価視点は?】まとめ
未経験からの高度情報処理の論文評価【あなたの評価視点は?】のまとめです。
- 論文の合格ラインの確認には自己評価または他者評価が必要
- 論文の自己評価ができることは合格にむけて重要
- 自己評価で他者評価と同じだけの評価ができるようになれば、自分の論文になにが足りないか&なにを書くべきかがわかる
- 論文の評価方法としては他者評価の有効な点を理解したうえで自己評価を繰り返す
- 自己評価の練習には他者の論文を評価してみることがおすすめ
論文の勉強時には書くこと自体の練習も必要ですが、評価を受けることでも質が向上します。
そしてその評価を自分自身でできるようになることでさらに向上度合いは大きくなるため自己評価はおすすめです。
未経験からの高度情報処理技術者試験の論文についての参考情報はこちらでも紹介しています。
コメント