未経験&独学からの論文系高度情報処理技術者試験で論文ネタをいくつか準備したいけど苦戦しているひとがいるかとおもいます。
「初受験&独学で高度情報処理技術者の論文ネタをいくつも準備できる気がしない~。。。」
極端な方法でもあるので賛否分かれる方法にはなるかもしれません。
しかし自分の場合はこの方法で未経験&初受験でITストラテジストに合格することができましたので1つの方法としては有効だとおもいます。
未経験・若手が論文ネタ集めする難しさ
未経験・若手エンジニアのひとが論文系の高度情報処理技術者試験に合格するための壁の1つが午後2の論文です。
とくに論文試験は経験をもとにしたネタで勝負する部分が大きいため、経験者と未経験者の差が最も大きくなる部分です。
一般的に論文試験では複数ネタを持っておいたほうが良いと言われることが多いです。
それは本番試験におけるリスク回避や選択肢の多さに繋がることからで、自分も合格レベルに十分な複数の論文ネタを準備できる前提であれば、そちらのほうが良いとおもいます。
ただしここで問題になるのが、未経験・若手の場合は、論文ネタを準備すること自体が結構な負担になるということです。
負担とは高度情報処理技術者試験に費やす勉強時間に対してのことで、経験がない分ほぼ0から論文ネタを収集し、練っていく必要があり、どうしてもある程度の時間が必要になります。
勉強時間を多く確保したり、期間を長く見ていたりする場合はそれでも問題ないかもしれません。
またそうしたなかで無理に論文ネタを複数準備しようとしても、結局合格レベルに十分な論文ネタにはなりにくいと考えました。
単独ネタで高度情報処理技術者試験論文を受験するメリット3種
こうした考えから自分は論文試験のネタとして、複数ネタではなく単独ネタを準備してのぞむことにしました。
もちろん準備したネタが午後2試験の2問どちらにも全く利用できず困るといったリスクの可能性はあります。
しかし勉強のなかで一通りの過去問題に取り組んだ結果から、単独ネタの準備で午後2試験が2問とも全く太刀打ちできなくなるケースはほぼないと考えていました。
またそのリスク以上に単独の論文ネタでのぞむことによる大きなメリットもあります。
それらのメリットが、
- 論文ネタ準備にかかる時間が少ない
- 論文ネタの精度向上
- 試験内容ごとの肉付けしやすさ
の3つです。
論文ネタ準備にかかる時間が少ない
論文ネタ集めの難しさに書いた通り、未経験&独学での受験の場合は論文ネタの準備自体に苦労します。
苦労する論文ネタの準備を単独にすることで必要な労力と時間が最小限で済みます。
その分リスクも考慮して若干丁寧にネタ準備をすることは必要になるかもしれません。
しかしそれでも試験に使えるレベルの複数ネタを準備するよりはかなり少ない時間で準備を進められます。
論文ネタの精度向上
論文ネタを1つにする分、複数の論文ネタに分散することがなく精度の向上が見込めます。
過去問題を進めていくことで、論文ネタに当初不足していた部分が追加されたり、論文問のケースごとに選択できる内容に修正したりされていきます。
また問題ごとに複数ある論文ネタでどちらを使おうかなと悩むこともありません。
こうしたことから単独ネタであっても、過去問題の大部分に通用する論文ネタになるよう段々と精度が向上していき、本番でも精度の高い論文ネタで挑むことができます。
試験内容ごとの肉付けしやすさ
過去問題を進めながら単独の論文ネタですが、過去問演習などの結果から追加修正されていくことで、様々なケースに対応する内容が準備されます。
これにより論文ネタの中に、単一のプロットだけではなく、いろいろな肉付け部分やケースバイケースの内容が盛り込まれていきます。
1対1で論文ネタと問題のケースが紐づく形ではなく、1対多で論文ネタと問題のケースが紐づくようになります。
午後2試験の本番では過去問題と必ず異なるケースの問題が出題されます。
しかし多くの問題に応じて肉付け部分のできた論文ネタとなることで、類似の問題で使った部分を組み合わせたオリジナルの肉付けが比較的簡単にできます。
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高度情報処理の論文ネタを一つで勝負【メリット3点】まとめ
高度情報処理の論文ネタを一つで勝負【メリット3点】のまとめです。
- 未経験&独学で論文系の高度情報処理技術者試験を受験するときは論文ネタの準備自体が結構な負担となる
- 論文ネタを単独で準備することで、「論文ネタ準備にかかる時間が少ない」「論文ネタの精度向上」「試験内容ごとの肉付けしやすさ」といったメリットがある
未経験&独学での高度情報処理技術者試験の勉強についての参考情報はこちらでも紹介しています。
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