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【どれを受験する?】はじめての高度情報処理試験【区分選び】

高度情報処理技術者

基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に合格したひとが、次に検討するのが高度情報処理試験の受験です。

しかしはじめて高度情報処理試験を受けることを考えはじめると、いろいろな区分があって自分はどの試験から受けるのがいいのかなと悩むひともいます。

「はじめて高度情報処理試験に挑戦してみようとおもうけど、どの試験から受験すればいいのかな?・・」
「最初に受ける高度情報処理試験はどの資格区分が受かりやすいのかな〜。。。」

こうした方むけにはじめての高度情報処理試験でなにから受験するかで迷ったときの考え方の参考情報を紹介します。

高度情報処理試験はいろいろな区分があるため、とくにはじめての受験ではなにから受けるべきかの指標がほしいと感じたりします。

しかし単なる合格しやすさなどだけではなく、高度情報処理試験を受験するにあたって本当に優先すべきことなどを考えておくことが重要です。
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はじめての高度情報処理試験の選択基準による迷い

はじめての高度情報処理試験の検討で、どの資格区分から受験するかで迷うことが多いのが2つの選択基準です。

その2つの選択基準というのが、

  • 試験の難易度
  • 自身の方向性

です。

高度情報処理試験の資格区分ごとの難易度からみてどの試験から受けるべきか、また自分が取得すべき高度情報処理の区分はどれかということで迷ってしまうことです。

逆にこの2つの選択基準に対して迷うところがないひとは、どの区分を選択するかで迷うことはほとんどありません。

まず自分はどの基準で迷ってしまっているのかを改めて整理することが大事です。

高度情報処理試験の選択基準における必要性

高度情報処理試験の区分選択で迷うのは、難易度と方向性のどちらか、または両方の選択基準で決めきれないことが多くの原因です。

しかしそれぞれの基準は考えるべき意味合いは異なります。

まず試験の難易度で迷いがある場合ですが、こちらについては区分選択においてあまり優先して考える必要はありません。

そして方向性で迷いがある場合は、自身にとっての資格の必要性とパフォーマンスを考えて定めるべきです。

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高度情報処理試験を難易度から考える意味

まず高度情報処理試験を難易度から優先して考える必要はない点ですが、その理由は2つあります。

それが、

  • 高度情報処理試験の難易度の差は大差ではない
  • 不要な資格を勉強する必要につながる

という点です。

高度情報処理試験の区分ごとに難易度の違いはあるため、受験する資格の難易度は知っておいたほうがいい要素ではあります。

しかしその難易度の情報はあくまで区分選択のためではなく、自身が受験するにあたっての参考程度としてとどめておくべきです。

高度情報処理試験の難易度の差は大差ではない

すでに高度情報処理試験の受験を検討しているひとであれば、区分の違いによる差はそれほど大きくありません。

たしかに試験区分ごとに難易度の差はありますし、試験が論文式かどうかでの勉強の仕方が変わる部分もあります。

しかしそれらの難易度の違いは、高度情報処理試験を受験するひとであれば勉強量と時間でカバーできる範囲の違いです。

たとえば極端な例ですが、なにも知識のないひとがいきなり弁護士資格を目指すといったら、流石に勉強量だけでカバーできる限界を超えている可能性が高く受験について考え直したほうがよい難易度になります。
しかし高度情報処理試験の受験を検討するひとの基礎知識がある段階であれば、受験する高度情報処理の区分がどれであっても努力次第で十分カバーできる範囲の難易度です。

不要な資格を勉強する必要につながる

資格区分の難易度で受験を決めるのは、本来自身にとって必要でない、または必要性が低い試験を受験することになります。

その結果、不要な資格を勉強するために必要となる時間や勉強を費やすことにつながります。

また高度情報処理試験はとくに受験の条件も定められておらず、資格区分はそれぞれが独立した内容の要素が強いため、本来受験したい資格に向けた予行演習としてもそれほど効果は高くありません。

高度情報処理試験のなかでわざわざ区分分けされるだけ内容の違いがあるということは、別の資格区分の勉強とのつながりが少ないともいえます。

資格区分の難易度という理由があるからといって、本来必要な資格ではないものに時間や勉強の手数を費やすことは浪費的な意味合いが大きくなってしまいます。

高度情報処理試験の方向性の定め方

高度情報処理試験の方向性を定めるにあたっては、資格の必要性とパフォーマンスが重要です。

逆にそれ以外の点を考えてしまうと、また迷いにつながってしまうので方向性を決める上ではこれだけに絞って考えるのがおすすめです。

必要性とパフォーマンスについては、当然自分にとって受験、取得する資格がどれだけ必要か、どれだけパフォーマンスにつながるかを考えることが大事です。

これらを考えるときには現在と将来の2つの軸で考えます。

現在の業務内容や不足する知識、希望する考えなどと、将来的にたずさわりたい業務や得たい知識、希望する仕事内容などから、最も必要性とパフォーマンスの高い資格区分を選択します。

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高度情報処理試験の区分選択で迷いをなくすメリット

高度情報処理試験の受験において、難易度の違いを気にせず、きちんと自身の方向性を定めることができれば区分選択で迷うことはほぼなくなります。

高度情報処理試験の区分選択で迷うことがなくなると、それによるメリットもあります。

それは最短で受験に対して進めることです。

資格を勉強し知識を得ることは、たとえ寄り道でもそれだけ知識を得られる点では無駄になることはありません。

しかし得られる知識にも優先度はあります。

優先度の低い知識の獲得に勉強の時間と工数をかけることは、それだけ優先度の高い知識習得にかける時間と工数を後回しにすることになります。

そもそもITの世界は広く、すべての分野で0〜100までの知識を得ることはむずかしいです。
そのため自身にとって優先すべき知識を取捨選択していくほうが近道になります。

また区分選択での迷いがなくなれば、当然そのぶん受験する資格に集中することができます。

迷っているぶんの時間を無駄にすることもなく、勉強においても変に脇見をせずに集中して取り組めるようになります。

高度情報処理試験は区分ごとに春または秋の年1回の開催のため、ひとつの区分を受験するのに半年間以上の期間と勉強量が必要になってきます。

そのぶんの時間や工数を使うのであれば、区分選択の迷いをなくして最短で本当に得たい資格区分に費やすのがおすすめです。

もちろん難易度の低い試験を受けることで試験への慣れができ、後から受ける資格が受験しやすくなるといった面もあります。
たとえ遠回りでも、どうしても受験練習がしたいとか、とりあえず取れる資格から受験したいという考えがあるのであれば、それはそれでひとつの考え方です。
ただしその場合でも一度受験する資格区分を選択したら、あとから迷うようなことはないようにしておくべきです。

【どれを受験する?】はじめての高度情報処理試験【区分選び】まとめ

【どれを受験する?】はじめての高度情報処理試験【区分選び】のまとめです。

  • はじめての高度情報処理試験の受験を検討するにあたって、どの資格区分から受験するか迷うときは迷いの基準が本当に優先すべきことかを考えるのが大事
  • 高度情報処理試験の区分選択で迷う基準として多いのは試験の難易度と自身の方向性
  • 試験の難易度での迷いは「難易度の差」「不要な資格に費やす時間と工数」の点から考える必要性は低い
  • 方向性での迷いは自身にとっての「現在」と「将来」における資格の「必要性」と「パフォーマンス」を考えて定めるべき
  • 高度情報処理試験の区分選択での迷いを早くになくせば、そのぶんの時間や工数をつかい最短で資格取得に進むことができる

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