当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

【基本情報技術者合格に】模擬・予想試験は受けるべき?

基本情報技術者

基本情報技術者試験の合格を目指すひとのなかには、模擬試験や予想問題試験を受けたほうがよいかと悩んだりするかもしれません。

「やっぱり本当に合格したいなら模擬試験は受けておいたほうがいいのかな・・」

「過去問題だけでは合格できるか不安だから予想問題試験とかも受けておこうかな〜?。。。」

こうした不安のある方むけに、基本情報技術者試験の合格を目指すのに模擬試験を受けなくても問題ないという参考情報を紹介します。

基本情報技術者試験は受験者も多い試験のため、模擬試験や予想問題試験も比較的よく目にします。
しかし基本的には基本情報技術者試験の取得だけ目指すのに、それらの利用は必須ではありません。

とくに情報処理試験の経験がないひとは、どうしても本番試験にむけての不安や緊張感から模擬試験や予想問題試験を受けたほうがいいかな?と考えがちです。

しかし本当にそれらの有効性が高いか、自分にとって意味あるものかはきちんと考えておかないと、ただ模擬試験や予想問題試験を受けてみるだけでは時間と費用を浪費することになってしまう可能性もあります。

スポンサーリンク

基本情報技術者試験の合格に必要なこと

基本情報技術者試験の受験を考えているひとには今さらのことかもしれませんが、基本情報技術者試験の合格に必要なのは午前・午後試験とも60点以上の合格点です。

模擬試験・予想問題試験の受験を検討するには、改めてこの基本情報技術者試験の合格に必要なことを考えてみるとよいです。

基本情報技術者試験の合格LINE60点は、正答率が半分強の割合というラインで試験の合格ラインとしてみるとそれほど厳しいものではありません。

より具体的には午後試験は加点割合も変わるため一概に言えませんが、午前試験に限れば正解数は48問/80問という割合です。

このことから考えると試験の性質としては、合格圏内であってもある程度の不正解は織り込み済みの試験ということです。

たとえば系統は違いますが、運転免許の学科試験などは90点以上が合格ラインであり全問正解を目指すものですが、そうした試験スタイルではないということです。

基本情報技術者試験の合格には午前・午後試験とも完璧である必要はなく、正解すべき問題の取りこぼしをなくして正解数を稼げれば合格にはまったく問題ありません。

基本情報技術者試験の合格と模擬試験の必要性

基本情報技術者試験の合格ラインを踏まえて、模擬試験・予想問題試験の必要性を考えてみます。

結論からいうと、基本情報技術者試験を完璧に攻略したいのではなければ、合格するだけなら特別に模擬試験・予想問題試験を利用する必要性は低いです。

そもそも模擬試験・予想問題試験は高得点を目指す必要のある試験で必要になるものです。

また試験の性質上過去の問題や傾向が通じなかったり、新しい試験内容への変更や毎回内容が大きく変わるものだったり、一度きりの試験で練習ができなかったり、というとうな試験では非常に有効です。

しかし基本情報技術者試験はこうした試験のかたちには当てはまりません。

なぜなら、基本情報技術者試験は合格ラインが60点と完璧を目指す必要はなく、また近年CBT方式への試験形態の変更はあったものの基本的には過去問題がベースとなる試験であるためです。

さらに基本情報技術者試験は基本的に年間2回は開催され、費用さえかければ受験チャンスも無制限です。

このような基本情報技術者試験の合格ラインや性質を考慮すると、わざわざ模擬試験・予想問題試験までを受験して備える必要性は高くないと言えます。

過去問題をベースにしっかりと勉強が進められてさえいれば、合格圏内に入るためには参考書と過去問題だけの利用でもまったく問題ありません。

スポンサードサーチ

基本情報技術者試験に模擬試験・予想問題試験を活用するなら

基本情報技術者試験の合格にむけては模擬試験・予想問題試験の必要性は低いです。

ただし、それでも万全を期すためにや、不安があるためといった理由から、模擬試験・予想問題試験を活用したいという考えもあるかもしれません。

そうした考えについては特に否定はしませんが、もし模擬試験・予想問題試験を利用するのであればしっかりとどういった点で活用するかを考えておくことが大事です。

なんとなくの不安から模擬試験・予想問題試験を受験しても、結局は参考書で勉強している効果とあまり変わらなくなってしまうためです。

基本情報技術者試験で模擬試験・予想問題試験を活用するならポイントは2点です。

  • 午後問題における試験対策
  • 本番試験にむけた試験慣れ

基本情報技術者試験への模擬試験・予想問題試験の活用を考えるなら、これら2点をおさえたうえでさらに合格可能性を高めるという観点で利用するようにします。

午後問題における試験対策

午後問題における試験対策については、過去問題だけでは対応できない午後試験の内容を補完するために利用します。

基本情報技術者試験は午前試験は過去問がベースとなる比率がかなり高く同じ問題も頻出されます。
そのため午前試験については過去問題以外にとくべつ取り組む必要はありません。

しかし午後試験は過去問が知識ベースにはなるものの、そのまま同じ問題がでることはありません。

そのため、過去問題ベースの勉強でもとくに不足はありませんが、もう少し苦手分野の強化をしておたいといったケースなどでは過去問題以外の問題で理解力などを上げておくという方法もあります。

そこで模擬試験・予想問題試験を利用して、午後試験の内容に関してきちんと理解しているかのチェックに活用するといった点が考えられます。

本番試験にむけた試験慣れ

本番試験にむけた試験慣れについては、本番試験での時間配分や午前・午後試験を通しで受ける試験経験などに慣れるために利用します。

個人だけで勉強している場合、なかなか本番試験と同様の環境で試験を体験をするというのはむずかしいです。

そのため本番試験に慣れるという観点で、模擬試験・予想問題試験を活用する考え方です。

ただし近年では基本情報技術者試験がCBT形式に変更されていることや、そもそも本番試験自体が一度きりの試験でないことから、本番試験慣れという観点の有効性がどれだけ高いかはきちんと考えるべきです。

試験に一度落ちると当然再受験までの時間は必要にはなりますが、単純に模擬試験・予想問題試験の費用をかけるなら本番試験を一度練習がてら受けてみるというのでもよいのではとも考えられます。

【基本情報技術者合格に】模擬・予想試験は受けるべき?

【基本情報技術者合格に】模擬・予想試験は受けるべき?のまとめです。

  • 基本情報技術者試験の合格を目指すのに模擬試験・予想問題試験は必須ではない
  • 基本情報技術者試験の合格には午前・午後試験とも完璧である必要はなく、正解すべき問題の取りこぼしがなければ十分合格可能
  • 基本情報技術者試験に模擬試験・予想問題試験を利用するのであれば、どういった点で活用するかを考えておくことが大事
  • どうしても不安なひとは、時間と費用が許せば模擬試験・予想問題試験代わりに本番試験を一度受けてみるというのも手

コメント

タイトルとURLをコピーしました