最近企業内のIT、システム領域に関わり仕事で、情シスや社内SE以外にコーポレートITという言葉を聞くようになりました。
「求人でたまにみるコーポレートITってどんな仕事なんだろう~。。。」
こうした方むけに自分が調べてみた情報のまとめも兼ねて、コーポレートITとは?の参考情報をまとめてみます。
コーポレートITの定義
まずコーポレートITってどんな仕事を指しているの?というところですが。
いろいろと調べてみたなかではっきりとしたこれという答えは見つかりませんでした。。
しかし調べたなかで理解した範囲としては、だいたい企業のビジネスや戦略をITの立場から作る、改善していくとった仕事を指していることが多かったです。
あとは大まかな違いとして、企業の種別も関係しているのかなとおもいます。
これははっきり必要な部分ではないとおもいますが、わりと先進的だったりベンチャー気質だったり、IT活用を推進する考えの企業はコーポレートITとしている企業が多いです。
コーポレートITと情シスの区別
で、上の内容をみると情シスで働いているようなひとのなかには、「なんだ、情シスでやっていることと変わらないな」とおもう方もいるかとおもいます。
自分も改めて調べてみての結果ですが、コーポレートITと情シスの明確な区分はないという結論です。
そのため区別される点としては、コーポレートITと呼ぶか、情シスと呼ぶかの言葉の違いという要素が強く、本質的にはあまり違いはないかと。
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コーポレートITとする意味
じゃあなぜわざわざコーポレートITという言葉を使いはじめたのか、というところですが。
それは立場をより明確化するため、仕事の方向性を区別するためといったところが理由と考えています。
昔からある言葉であまり深く考えていませんでしたが、「情シス」という言葉もそもそもあまり定義がよくわからないものです。
なんとなく定着しているのでみなどういった部門か理解していますが、昔からある言葉でもあり、なんとなく古めかしいイメージもあります。
たとえば人事部門も最近はHRなどとされることも増えていますが、これと似たようなケースなのかなと。
ただコーポレートITとすることで、企業のIT分野を担当するという立場ははっきりとしますし、かつてまでの情シスとは違うものとして区別することができます。
具体的な違いとしてはこちらの記事にある比較点が参考になります。
すべてが当てはまるわけではありませんが、なんとなくこんな感じが多いのかなという感覚としてみるとよいとおもいます。
【違いは?】コーポレートITと情シスの区別【立場と方向性】まとめ
【違いは?】コーポレートITと情シスの区別【立場と方向性】のまとめです。
正直完全に正解といえるものはありませんし、また今後変わっていくものだとおもいます。
ただいま時点でみえた範囲での情報としては、コーポレートITは既存の情シスと立場と方向性を区別するために使われる言葉という点が大きいのかなと感じています。
あとはこうした新しめの言葉を使用する企業では、わりと先進性やその分野を重視している企業が多くなります。
そのため就職や転職時の企業選択でみる情報のひとつとしても考えられます。
なおIT業界の転職、IT資格などの参考情報はこちらでも紹介しています。
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