副業のためのHTML、CSSの学習から模写コーディングまでを進めてきて、なんとかWebサイトの形が作れるようになり、次にどうするかと考えるひとがいるかとおもいます。

「初心者だけどなんとか模写でWebサイトの形が作れるようになったら、あとはなにを練習すればいいかな~。。。」

模写コーディングまでを終えた状態はWebサイトが形として作れる状態になるため、このあとはどんどん案件対応に進んでいくのが目標達成への近道です。
そこでこの段階からは案件対応に進むために、実績代わりと練習を兼ねたポートフォリオ準備を進めることがおすすめです。
案件応募に向けてのポートフォリオの重要性
副業でWeb制作を行うにあたって、ポートフォリオを重要なものになります。
ポートフォリオは簡単に言えば自分の作品集的なものです。
模写コーディングまでの一通りの勉強を終えてから、実際の案件応募に進むためにはポートフォリオは必須に近いものになります。
なぜなら案件の発注者であるWeb制作を依頼する側からすると、応募者がなにをどの程度作れるかわからないと発注できないためです。
通常であればなにかしらの実績をポートフォリオとして出すことが効果的です。
しかし自分のように0から勉強をはじめた場合は、最初は実績がありません。
そのため実際の案件実績ではなく、実績代わりのテストやサンプルとして作成したWebサイトを利用することになります。
0ベースからのポートフォリオ準備に向けて
ポートフォリオ準備の考え方
勉強段階から案件応募に進むに向けてポートフォリオは必須ですが、壮大なレベルのものは必要ありません。
しかし勉強段階を終えたばかりでそれほどよいものを作れるはずもなく、また自分のように副業で月1万円という目標ではじめた場合はまず案件応募に早く行き着くほうが大事です。
そのため最低限の案件応募が可能なレベルのポートフォリオが準備できれば十分です。
ポートフォリオ準備のおすすめ進め方
まずは案件応募に行き着くためのポートフォリオを準備することが重要なため、最初は簡単なサンプルサイトを0から作ってみることがおすすめです。
もしくは模写コーディングしたものをポートフォリオ代わりにするのもありです。
ただし模写コーディングをポートフォリオとするのは同じことをしているひとが多いこと、模写での公開が許可されているサイトが少ないことから、それほどおすすめではありません。
0ベースでサンプルサイトを作成するのは、模写コーディングと異なり検証ツールでの確認等ができません。
そのため0からコーディングをしていく練習にもなりますので一石二鳥になります。
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0ベースからのサンプルサイト作成
実績0からのポートフォリオ準備にむけてサンプルサイトを作成するときは、できるだけ模写コーディングで練習した以外の内容も含むことが練習や差別化になるためおすすめです。
とはいえ完全に0からサンプルサイトのデザインや盛り込む内容を頭で考えるのは大変です。
そこでサンプルサイトの内容は既存のものを流用します。
サンプルとして利用できそうなLPをみつけたら自分が使いたい内容や、ポートフォリオ代わりになりそうな内容のものを複数ピックアップします。
ピックアップしたLPを構成する部分(ヘッダー、フッター、セクション等)をペイントやオフィス系ソフトなどで簡単に組み合わせれば、自分用のサンプルサイトの内容が準備できます。
細かい画像やカラー、文言等は別物に差し替えればOKなので、組み合わせたものを利用してコーディングすればサンプルのLPが作れます。
慣れたら簡易なサイト作成もすれば、ポートフォリオとして使えるサンプルサイトができあがりです。
この方法は模写コーディングができていればむずかしくないのですぐに進められますし、それまでやっていなかったコーディングの勉強にもつながります。
もし逆にこの方法でのコーディングに苦戦するようなら、模写コーディングの練習をもう少し積んでもよいかもしれません。
サンプルサイト作成の考え方
自分がポートフォリオ準備に向けたサンプルサイト作成で、注意点として考えていたことがあります。
これはサンプルサイトを作成する方法をとるときには、あわせて意識しておくことをおすすめします。
サンプルサイト作成で自分が意識していた点は、
- サンプルサイト作成はあくまで練習
- サンプルサイト作成を学習機会に
ということです。
サンプルサイト作成はあくまで練習
意識していたことのひとつはサンプルサイト作成はあくまで練習であるということです。
ポートフォリオの実績代わりとなるものの準備ができたら、サッサと案件応募に進むことが重要です。
サンプルサイトをいくら作っても練習を重ねている以上にはならず、実案件でしか得られないものも多くあります。
Webサイト作成の練習を積むことは大事ですが、副業で稼ぐという目的から考えるとあまり練習ばかり積んでも意味はありません。
さらに実際にポートフォリオが準備できて案件応募しても、すぐに仕事にはつながらずサンプルサイトの練習が続く可能性も大きいです。
そのためサンプルサイトの作成は案件応募と平行して進めるくらいでも問題ありません。
サンプルサイト作成を学習機会に
意識していたことのもうひとつはサンプルサイト作成を学習機会として利用することです。
ポートフォリオ準備のためとはいえ、せっかくサンプルサイトを作成するなら練習になるものでないと得るものがありません。
ここでの練習はWebサイトの見た目の綺麗さ、内容の充実よりも、コーディングでの練習の意味合いが大きいです。
もちろんポートフォリオで実績代わりに使うならある程度の見た目は必要ですが、枠組みが作れればあとから見た目の部分は少し直せば問題ありません。
コーディング以外のデザイン面や素材の準備などで時間を使うと、練習の意味合いが変わってきます。
サンプルサイト作成を学習機会として考えたときに大事なのは、それまで勉強していない、新たにやってみたいコーディング内容を取り入れることです。
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サンプルサイトによるポートフォリオの準備後
サンプルサイトのポートフォリオが準備できたら、それを元にどんどん案件応募に進むことをおすすめします。
上記の通り、最初はおそらく案件受注がむずかしいことが多くなります。
そのため案件対応が発生するまでにもサンプルサイトの作成や別のことを勉強する時間は生まれます。
練習は平行しつつサッサと本番に進めるように動くことが大事です。
【副業Web制作】模写練習後のポートフォリオ準備の進め方まとめ
【副業Web制作】模写練習後のポートフォリオ準備の進め方のまとめです。
- 副業でWeb制作の勉強をはじめて模写コーディングを終えたら、実績代わりと練習を兼ねたポートフォリオ準備を進めることがおすすめ
- 副業Web制作での案件応募に向けてポートフォリオは必須だがすごいレベルは必要なし
- 最初は案件応募に行き着くためのポートフォリオとして簡単なサンプルサイトを0から作ってみることがおすすめ
- サンプルサイトの作成は模写コーディングで練習した以外の内容も含むことが練習や差別化になる
- サンプルサイトの作成で意識すべき点は「サンプルサイト作成はあくまで練習」「サンプルサイト作成を学習機会に」ということ
- サンプルサイトのポートフォリオが準備できたら副業案件の応募にどんどん進むことが大事
未経験から副業で月1万円稼ぐためのWeb制作の参考情報はこちらでも紹介しています。



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