特別やりたい仕事がないなかで、とりあえずIT業界に就職すれば未来は明るいだろうと考えるひとがいるかもしれません。
「ITは未経験だけど今後に期待できそうだし、とりあえずIT業界への就職を考えてみようかな~。。。」
当時の自分も含めて身の回りには、未経験や文系からのIT業界に就職してきたひとも多くいました。
そのなかにはもともとIT業界のことを強くやりたいというわけではなく、とりあえずIT業界のイメージから就職先を選んだひとも多くいました。
そうしたひとがIT業界で働いて結果的に皆が明るい未来だったかというとそうとは限りません。
IT業界自体は比較的明るい未来となる可能性は大きいかもしれませんが、そこで働く個人にもそれが当てはまるかどうかはひとにより変わってくる可能性も大きくあります。
とりあえずIT業界で働いてみるということ
就職先の強い希望などがないなかで、とりあえずIT業界で働いてみるという選択肢自体は悪いことではありません。
IT業界で働くことで得る経験やスキルは結構汎用的はものも多いです。
そのためたとえ結果的に他の業界に行くことになっても、活用できる機会も多くあります。
特別になにかしたいことがないとき、IT業界で働いてみるのは割と有効となる可能性は高いです。
ただしとりあえず働く選択肢としては有効かもしれませんが、必ず明るい未来がまっているというわけではありません。
IT業界での働きと明るい未来
IT業界での働きが明るい未来にならない可能性
IT業界で働いたとしても明るい未来にならない可能性は全然あります。
先の見通しという観点でIT業界をみたとき、業界全体でみれば確かに今後の成長もほぼ確実であり、見通しはよいと考えられます。
しかし業界としての見通しがそこで働くひとにも必ず同じように当てはまるかというと、そうではない可能性は大いにあり得ます。
IT業界で働く個人の明るい未来
IT業界で働く個人の見通しが明るいかどうかは業界の見通しと必ずイコールではありません。
もちろんとりあえず働くことを考えるとき、業界自体の成長や伸びがあり見通しが明るいことは重要です。
業界の見通しのよさが大きいほど、見通しの立つ波に乗りやすくなるためです。
今後はこの技術が伸びそうだから、それを学んでいけば波に乗れるといった形です。
ただしそうした業界でみえる波に個人としてうまく波に乗れるかどうかは別ものです。
結局は個人としてIT業界で伸びていく波にうまく乗れないと、個人としては波に乗れず降り落ちるだけという可能性もあります。
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未経験からとりあえず就職しての波乗り
未経験からのとりあえずで波乗りできるかどうか
業界の波があるなかで働く個人が波乗りできるかはいろいろな要素が絡みます。
就職先の企業や担当する商材が伸びるかどうかなど、運の要素が絡む点も大きくあります。
そうしたなかで個人として波乗りするために大事なのは意識の部分です。
自分の経験や身の回りをみていて感じることですが、無自覚でいて波に乗れるかどうかは流され方次第のところがあります。
特にとりあえず未経験から働くという場合には、仕事の環境や状況で流されやすいので結果あとから気づくと波に乗れてなかったと気づくこともあります。
未経験からとりあえず働き波乗りできなかったとき
もし未経験からとりあえずIT業界に就職したものの、働くなかでうまく波乗りできなかった。
そうしたときにはどうするかですが、結局のところそのときのことはそのときに考えれば問題ありません。
とりあえず働くなかで個人として明るい未来がみえないことに気づくときがあるかもしれません。
そうしたらそこから波に乗ることを意識し始めるのか、波を外れて別の波に乗ることを考えるのか。
ただしとりあえずIT業界で働けば明るい未来がみえると考えているとショックを受けるかもしれません。
とりあえず働くという考えのひとがIT業界での波乗りを強く意識するのはむずかしいです。
特別にやりたいことがなく働くのに、無理にIT業界で波乗りするためにやりたいことを強く意識するのは結構ハードルが高く、続かない可能性も大きいです。
そのためとりあえずIT業界で働くというときには、IT業界なら明るい未来がまつとはあまり考えず、業界の波に乗れる可能性があるくらいにみておくほうがおすすめです。
【未来の明るさは千差万別】とりあえずのIT業界就職の先は?まとめ
【未来の明るさは千差万別】とりあえずのIT業界就職の先は?のまとめです。
- とりあえずIT業界で働いてみることを考えたとき明るい未来になるかどうかはそのひと次第
- 就職先の強い希望などがないなかでとりあえずIT業界で働いてみるという選択肢自体は悪いことではない
- 働く業界での見通しが個人に当てはまるかどうかは個人の意識次第
- とりあえずIT業界で働くときはIT業界なら波に乗れる可能性があるくらいにみておくのがおすすめ
IT業界で働く上での考え方などの参考情報はこちらでも紹介しています。
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