IT業界で働いているけど、ITの資格はとる意味もあまりなさそうだし、今後も絶対勉強しないだろうなと考えているひとはいるかとおもいます。

「ITの勉強はしたいとおもっているけど、資格はあんまり意味がないから他のことを勉強しようかな・・」
「ITの仕事に必要な知識や技術は実務のなかで得られるし、わざわざ資格を別で勉強してもしょうがないかな〜。。。」

こうした方むけにIT資格はいらないという考えに対して必要なことの参考情報を紹介します。
試しにIT資格をとることについて調べてみても、ITは実務が重要という声も多かったというのもその理由です。
ところがあるきっかけで自分はIT資格の見方を少し変えることになり、今では自ら取得しているIT資格もあります。
IT資格はだれでもとったほうがいいなどと言うつもりはありません。
しかし少し視点が変わることで実はIT資格が有効になることもあります。
IT資格はいらないと考える自分に必要だった柔軟性
かつてはIT業界に就職したもののまったく資格の勉強などはしたことのなかった自分。
かたくなに資格なんていらないという考えでしたが、そんな自分に必要だったのが視点によって判断を変える柔軟性でした。
ITの仕事で働くうえでIT資格が有効になるかどうかはひとそれぞれです。
もっというとたとえ同じひとでも、そのときの環境や状況によっても有効性は変わってきます。
以前の自分はそうした柔軟な考えをもてず、ただ意味がないものとして断定していました。
IT資格は必要、不要という考えを完全に決めつけるのではなく、時や環境に応じて変わるものだと柔軟に考えるのがおすすめです。
IT資格は不要と考えていたかつての話
もともとIT資格がいらないと考えていたのは、ITは実務が大事で資格うんぬんより実務ができることが最優先と考えていました。
今でもその考え自体は間違いではないとおもいますし、仕事をする以上は実務をまずは優先することが大事なのは当然です。
しかし仕事をするうえで実務が大事なこととIT資格が不要かということとは別問題です。
それまで就職先で働くうえではIT資格が必要になることはほとんどありませんでした。
しかし転職となると日本企業では採用側が資格の有無を評価するケースは多くあります。
そして資格をとる前後での転職状況を比較すると、やはりIT資格を取得してから転職サイトに登録するとスカウトの量なども変わってきました。
これはひとつのケースですべての企業やすべてのひとに当てはまることではありません。
しかしたとえばこうした自分のようなケースでは、最初の転職活動時からIT資格をもっていればより有利になった部分があったのは事実です。
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IT資格が有効かを判断するための大事なこと
かつての自分のようにIT資格をいらないと考えていたことからの後悔をしないためには、柔軟な考えをもったうえで自身の環境や状況をふまえて判断することが重要です。
IT資格は万能でもだれにでも価値があるというものではありません。
個々の判断や視点によって資格の価値は変わるということを理解しておくことが必要です。
ひとが今後転職するかどうかはわからないように、IT資格も有効になるかどうかはその時になってみないとわかりません。
IT資格が自分によって有効かどうかの判断
時と場合によりIT資格の有効性は変わってきますが、有効かどうかの判断を間違えないためには視点が鍵になります。
資格が有効になることが多いのは外からの視点に立つときです。
それまでは会社のなかで現状の業務が中心で内向きの視点だったのが、転職では採用企業からみた自分が重要になるという外部からの視点に変わったためです。
自身を客観的に外からの視点でみたときにIT資格は有効と判断して、その後の転職ではIT資格を武器のひとつとすることができました。
自分もそうでしたが、資格に対して一度不要とおもっていたことをはじめるのは結構大変です。
しかし決めつけで常に不要と考えていることで失う機会もあるかもしれません。
IT資格が有効、不要ということではなく、自分自身が現在の視点で必要か不要かという判断をするのが正解です。
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「IT資格はいらない」とおもっていた自分に必要だったことまとめ
「IT資格はいらない」とおもっていた自分に必要だったことのまとめです。
- IT資格が有効かどうかは視点の違いによって変わってくること
- IT資格の必要性は決めつけるのではなく、時や環境に応じて変わるものだと柔軟に考えるのがおすすめ
- 個々の判断や視点によって資格の価値は変わることを理解して、自分の現在の視点で必要か不要かという判断をするのが正解
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