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【ポイントまとめ】未経験から基本情報技術者の午後試験攻略

基本情報技術者

基本情報技術者の勉強をしていて、午後問題で苦戦しそうだなと感じているひとがいるかもしれません。

「未経験からIT業界の仕事にむけて基本情報技術者を勉強してるけど午後試験がむずかしい・・」
「基本情報技術者をとりたいけど午後問題がどう勉強していけばいいのか悩むな~。。。」
そうした方むけに基本情報技術者の午後問題攻略の勉強方法やポイントの参考情報を紹介します。

自分は過去に未経験から基本情報技術者試験を受験し、独学で苦労しながらも初受験で合格することができました。

勉強中は午後試験がネックだなと感じながら取り組んでいたので、同じようなひとがいれば、ひとつ勉強の仕方の参考になればとおもいます。

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未経験からの基本情報技術者午後試験のむずかしさ

基本情報技術者の午後試験を整理

すでに基本情報技術者の受験を考えている場合は問題ないかとおもいますが、一応簡単に基本情報技術者の午後試験の概要を整理します。

基本情報技術者の午後試験は150分の試験となっています。

解答は選択式で、問題構成は問1~問11のうちから必須の問1&問6と、選択の問2~問5から2問、問7~問11から1問を選び解答します。

必須問題はセキュリティとアルゴリズム、選択問題は複数の情報処理分野から2問とプログラミングから1問といった形です。

ちなみにこの問題構成は2020年から見直しが入っています。

試験時間、合格基準等は以前から変わっていませんが、プログラミング言語にPythonが追加され、COBOLが廃止されることも変わっています。

ただ基準としての60点以上という点は変わりませんが、問題分野の統合や配点割合をみると、以前よりセキュリティ、アルゴリズム、プログラミングの比重が上がっています。

自分が受験した時期よりも、未経験者には比較的ハードルの高いアルゴリズム&プログラミングの比重が上がっているのはちょっと苦戦するポイントかもしれないです。

これらの2020年からの変更の詳細などはこちらで確認できます。

未経験者における午後試験のハードル

未経験から基本情報技術者を受験するときの、午後試験でハードルとなる点は主に3つ考えられます。

  • 時間
  • 初出問題
  • 苦手分野(アルゴリズム&プログラミング)

これらの点をどう攻略できるかが午後試験突破の鍵になります。

時間

過去問題をやってみると感じるとおもいますが、多くの未経験者にとって午後試験の試験時間150分は短く感じます。

午前試験の1問1答形式と異なり、午後試験は大問ごとに解答する構成となっており、大問ごとに比較的長めの内容を理解する必要があります。

慣れないうちはその内容の理解に時間がかかるため、たいていのひとは時間的な余裕はないことが多いです。

そのため時間内に一通りの問題を満足いく内容で解答しきるということがまず必要なハードルとなります。

初出問題

午後試験では本番試験で出題されるすべての問題が初めてみる問題となります。

基本情報技術者の勉強は基本的には過去問題を利用する比重が高いものになります。

しかし午前試験と午後試験では若干状況が変わります。

午前試験では例年過去問題の流用も多く、7割程度は過去問題とまったく同じ問題が出題されています。

そのため別記事でも書いている通り、午前試験は内容はさておきで問題と解答さえ覚えていれば合格できることも多いです。

ところが午後試験ではすべて初出の問題となります。

もちろん内容的には過去問題と同じ分野、レベルのものになるため、過去問題をクリアできる力があればほぼ問題ないです。

しかし初出の問題に単純な問題と解答の記憶だけで正解するのはむずかしいため、勉強の基本は過去問ですがより中身を理解しておく必要がでてきます。

苦手分野(アルゴリズム&プログラミング)

午後試験では苦手分野、とくに未経験者が苦戦することの多いアルゴリズム、プログラミングといった分野でも問題を避けることができません。

午後試験は選択問題となる範囲があり、ある程度は選択の幅があります。

そのためなるべく得意な分野で点を確保していくことが重要になりますが、必須の分野や配点割合があるため、それらの場合は苦手分野でも最低限の得点を確保することが必要です。

未経験からの基本情報技術者午後試験の攻略

これらの基本情報技術者の午後試験のポイントをおさえつつ、自分の経験も踏まえての勉強、攻略の方法を紹介します。

基本情報技術者午後試験の勉強方法

勉強方法としては、午後試験におけるハードルをクリアすることを念頭に置いて、効果的な勉強を進めることがおすすめです。

基本的な勉強方法は未経験からはじめるのであれば、参考書や午前の過去問題で理解を深めつつ、午後の過去問題を進めるといった形になるとおもいます。

ただその勉強を進めるなかで、

  • 午後試験の勉強に早めに手をつける
  • 分野ごとに習熟度を上げる
  • 時間を計測して解答する

といった点をおさえながら進めることをおすすめします。

午後試験の勉強に早めに手をつける

午後試験の勉強には早めに手をつけること、できれば午前試験と平行に進めるくらいの進め方をおすすめします。

未経験から勉強をはじめるときにたまにいるひとで、まず午前試験を完璧にしてから午後の勉強をはじめるというタイプです。

多くの時間が確保できる場合にはこの方法もアリかもしれませんが、効率を考えるならば午前の勉強をしている段階で午後試験にも手をつけるほうが効率はよいです。

また午前試験の状況によって午後の勉強が手につかないといったことも防げます。

ただし完全に0から勉強をはじめる場合は、午後問題をいきなり解くのはむずかしいです。

そのため午前の参考書を1週くらいか、午前の過去問題で数年分くらいやった段階から、午前試験の勉強と平行して午後試験の勉強を開始するのがおすすめです。

分野ごとに習熟度を上げる

午後試験の勉強は分野ごとにわけて勉強を進めるほうが効率がよいです。

とくに上記であげたアルゴリズムやプログラミングの分野は、未経験からの勉強ではある程度の時間が必要になります。

午後試験の全区分を進めていくよりは、ある程度勉強する分野を集中して進め、ある程度その分野で必要になりそうな点数が取れるくらいまで勉強するほうが、集中している分、点数が伸びやすいです。

とくに苦手分野にもなりやすい、アルゴリズムとプログラミングはある程度集中しての勉強時間を確保しておくのがおすすめです。

それ以外の午前問題でも出題される分野では、午前問題もあわせて同じところを並行して勉強すると、さらに理解しやすさは上がるとおもいます。

時間を計測して解答する

午後試験の過去問題を解くときには、必ず時間を計測しながら解いていくようにします。

情報処理試験の勉強をしたことがない場合、とにかく最初は正解を目指して時間をかけても解くという進め方をするひとも多いです。

しかしなるべく早い段階から試験時間とあわせて解答する練習をするほうが、解答時間に慣れることもあわせて身につけられます。

たとえ全問正解できるようになっても時間内に解答できなければ意味がありません。

自身が選択解答する分野ごとの時間配分を予め計画しておき、その時間内で確実に解答できる分量や解答ペースなどをつかむことが重要です。

基本情報技術者午後試験の攻略ポイント

上記であげたような勉強方法を進めつつ、本試験にむけて攻略のポイントとして考えておくべき点です。

大きくポイントとして考えておくのは、

  • 自身の得意・苦手分野を知り得点配分を考える
  • 選択問題は予め決定しておく
  • 取りこぼしをなくすこと

の3つです。

自身の得意・苦手分野を知り得点配分を考える

午後試験では得意・不得意の分野で、自身がどれくらいの得点配分を狙うかを考えておくべきです。

たとえばプログラミングが苦手でどうやっても4割程度の得点しかむずかしそう、といった場合であれば、そのぶん得意なセキュリティ、マネジメントの分野で7割超の得点をとるようにするなど。

そうしたある程度の合格にむけた見通しの計画がないと、勉強中でも本試験でも時間配分の失敗や非効率な学習につながる危険性があります。

選択問題は予め決定しておく

上記の計画とあわせて、選択問題の部分は予め選択する問題は決定しておくようにします。

もし同じくらい得意で高得点を狙えるといった分野がある場合には、本番で問題をちらっと確認してから選択してもよいかもしれません。

しかし基本的には時間に追われる可能性も大きい午後試験なので、問題の選択で時間を費やすことはなるべく避けるべきです。

基本的には試験時点でどの分野を解答するかは決めた状態で本番試験にのぞむようにします。

取りこぼしをなくすこと

午前試験もそうですが、午後試験ではとくに取れる問題を間違いなく、とりこぼさずに解答できるかが合格のポイントになります。

試験の合格に必要な点数割合は6割です。

そのため半分弱は間違っても問題なく、すべての問題にしっかりと解答する必要はありません。

むしろむずかしめの問題はボロボロだったとしても、各分野で確実に取れる問題を正解して、合格に必要な6割を確保する考えが必要です。

時間を計測するのも、得点配分を計画するのも、その点につながっています。

むずかしい問題であせる必要はなく、自身が計画している問題のレベル、配分でミスしてしまうことがないように勉強しておくことが重要です。

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【ポイントまとめ】未経験から基本情報技術者の午後試験攻略まとめ

【ポイントまとめ】未経験から基本情報技術者の午後試験攻略のまとめです。

  • 未経験から基本情報技術者を受験するときの午後試験では、時間・初出問題・苦手分野(アルゴリズム&プログラミング)がハードルになりがち
  • 午後試験の勉強方法は、午後試験の勉強に早めに手をつける・分野ごとに習熟度を上げる・時間を計測して解答することを意識して進める
  • 午後試験のポイントは、自身の得意・苦手分野を知り得点配分を考える・選択問題は予め決定しておく・取りこぼしをなくすこと

午後試験は本番までに過去問題で7割程度のできまでいけばほぼ合格が見込めるとおもいます。

ポイントおさえて効率的な勉強をすすめて一発合格を目指しましょう。

未経験からの基本情報技術者を受験する参考情報はこちらでも紹介しています。

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