はじめての社内SE転職で身につくスキル【成長できない？】

未経験から社内SEを検討するなかで、スキルが身につかないということを懸念するひとはいるとおもいます。

 「未経験から社内SEを考えているけどスキルが身につかないと言われるんだよな・・」
「社内SEへの就職はスキル習得を考えるとあまりよい考えではないのかな～。。。」

こうした方むけに社内SEで身につくスキル傾向と考えておくポイントの参考情報を紹介します。

基本的にどの仕事でも全くスキルが身につかない仕事というのはないと考えていますが、どうしても仕事をするなかで身につきやすい部分とそうでない部分はあります。

自身の考える身につけたいスキルと社内SEで身につきやすいスキルの傾向を比較して考えておくことがおすすめです。

社内SEで身につくスキル傾向

一般的に社内SEとして働いた場合の働き方と身につくスキルの傾向を整理して紹介します。

社内SEにおける働き方の傾向

社内SEはスキルが身につきづらいと言われる所以は業務の専門性がでにくいところがひとつの原因です。

それは社内SEは企業の情シスで働く関係上、企業全般のIT分野を引き受けることが多いためです。

企業の情報システム全体を俯瞰してみていく必要があるため、どうしてもひとつのシステムやサービスに集中することはむずかしくなります。

そのため業務から身につくスキルも広く浅くとなる傾向が強くなります。

業務が分業化されているケースなどでは専門的な分野での働き方となる可能性もありますが、ほとんどの中小企業ではやはりIT面でのトータル的な業務を求められることがほとんどです。

業務傾向から身につくスキル傾向

全般的にIT分野を担当する傾向から、スキル面でも全般的なものが中心になることが多くなります。

たとえばどの企業でも必要とされるインフラ周りなどを触れる機会は必然的に多くなります。

また社内の他部署、社外のベンダとの関係が生じることも多くなります。

社内部署と協力しての業務やヘルプデスクの役割、ベンダコントロールなどは日常的に必要になります。

そのため対人関係のコミュニケーションや調整ごとをする機会も多くなり、ヒューマンスキル的な部分も必然的に身につくことの多いスキルです。

社内SEの前提として考えるべきスキル習得方針

上記のような傾向から、なにかひとつの分野を専門的に突き詰めたい方には社内SEはおすすめしません。

どちらかというと企業の情報システム分野を広く全般的に知っておきたいという方には向いています。

そのため予め自身が働くうえでの方針がどちらに向いているかということを考えておくことをおすすめします。

もし方向性として前者の考えのほうが強い場合には別の職種のほうがよいかもしれません。

わりととがったスキルや知識の習得を目指したいのか、汎用的だったり広い分野のスキルや知識を得たいのかという点でザックリ比較して考えておくと間違いがないです。

この観点で社内SEとしての働き方と身につけられるスキルを考えておくことで、社内SEへの就職が失敗だったと感じることは防げます。

なお社内SEとして働く適正と将来性を考えるときの参考情報はこちらで紹介しています。

未経験から社内SEで働く向き・不向き【あなたの適正は？】

未経験から社内SEとして働くことを考えていて、向き不向きが気になっているひと。社内SEに向くひとつの要素はマルチタスクで働けるタイプであることです。

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未経験から社内SEへの転職で悩む将来性について。社内SEは将来性がないとは限らず、今後の働き方と需要を考えて将来プランを考えるのがおすすめ。

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はじめての社内SE転職で身につくスキル【成長できない？】まとめ

はじめての社内SE転職で身につくスキル【成長できない？】のまとめです。

• 社内SEの傾向として業務の専門性がでにくい＆企業全般のIT分野を引き受けることが多い
• 社内SEとして働いて身につくスキルは広く浅くなる傾向が強い
• 自分の働き方と身につけたいスキルを、社内SEで働いたときの傾向と比較して考えておくことが重要

未経験から社内SEへの転職についての参考情報はこちらでも紹介しています。