未経験からのIT業界転職を考えているが自分にITの仕事が向いているかどうか不安というひとがいるとおもいます。

「未経験だからIT職種の向き不向きを考えたほうがいいのかな~。。。」

IT業界での適性について
まずIT業界への就職・転職を考えたときにどういった場面で適正をみられるかですが、IT業界に限らずですが企業が採用時に適性診断を課すこと多いです。
すべての適性診断はわかりませんが、大まかには2つの種類にわけられることが多いです。
それは
- 能力適性
- 性格適性
の2つです。
多くは求職者を適性によって足切りの判断をするために利用されるものになります。
こうした診断に対しては求職者用の対策本などもでていたりします。
能力適性は主に論理思考や理数系などの部分で能力をはかられることが多いとおもいます。
場合によっては企業独自で簡単なコードを書かされるといったこともあります。
性格適性はそのまま個人の性格や思考などの部分で適性をはかるものです。
こうした診断を試したければ、以下のように転職サイトなどで検査をできるところもありますので、気になる方は一度やってみてもよいかもしれません。
- 適性検査(PASS)を受ける|ITエンジニア専門の転職情報はフォスターキャリア
- ITエンジニア、クリエイター限定合格診断|IT・Web業界の転職ならdodaエンジニア IT |転職ならdodaエンジニア IT
IT業界の向き不向きの意味合い
上記のように採用する企業側からは適性を確認することで、採用の足切りや職種の振り分けに利用するという意味合いがあります。
これとは反対にIT業界への就職・転職を考えている求職者側での適性を考える意味合いですが、結論からいうと
あまり意味はありません。
その理由は
- 適性で仕事をするわけではない
- 適性によるデメリットを感じる少なさ
といった点からです。
適性で仕事をするわけではない
まず求職者がIT業界で働くにあたって、当然ですが実際の現場では適性で仕事をするわけではありません。
単純に仕事に向いているというのを仕事の生産性としてみたときに、数学系の能力が高いほうが統計的には生産性がでやすいかもしれません。
しかし実際の仕事の生産性にはそのひとの仕事のやる気や進め方などいろいろな要素が関係してきます。
たとえ一部分でITの仕事に向いていないところがあったとしても、それがすべてにはなりません。
むしろ仕事へのやる気や意欲でいくらでもカバーできることのほうが多いとおもいます。
もちろん適性がないとされるIT業界の仕事に就いた場合、努力や苦労が必要になるかもしれません。
しかしやる気があればその努力や苦労もなんでもないことにもなります。
まずは一度ITの仕事をやってみて、自分にはそこで向いていない、やる気がでないということがわかったら止めるという選択をとるかたちでもよいとおもいます。
適性によるデメリットを感じる少なさ
もうひとつは適性による向き不向きがわかったところで、ITの仕事をするうえでデメリットを感じる場面は少ないということです。
基本的に仕事についてしまえば向き不向きで選り好みするような場面はほぼありません。
またITに向いているからといって何もしなければ仕事はできませんし、逆に向いていないタイプでも続けるうちにスキルは身につきます。
冒頭にも書いた通り、個人的にはIT業界には向いていないタイプだっとおもいますが、それでもとくに仕事上の問題を感じたことはありません。
向き不向きで仕事の成長スピードなどに多少の優劣はでることがあるかもしれません。
しかしもともとの適性があまり向いていないとされる文系出身や完全未経験からIT業界に入ったかたでもいくらでも仕事のできる方はいます。
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【ITに向くか不安?】IT業界未経験者にとっての適性の意味まとめ
【ITに向くか不安?】IT業界未経験者にとっての適性の意味のまとめです。
- 企業側は適性を考えることで採用へのメリットがある。そのため適性診断などを課すことがある。
- 求職者側が適性を考える意味合いについてはあまり意味はない
- 意味のない理由は、適性で仕事をするわけではないことと適性によるデメリットを感じる少なさから
- 適性は仕事へのやる気や意欲でいくらでもカバーできる
- やる気次第でスキルは身につき、適性に関係なく仕事のできる方は大勢いる
未経験からIT業界に就職する不安についての参考情報はこちらでも紹介しています。
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