未経験からIT業界転職を考えているけど、転職活動がうまくいくか不安というひとがいるかとおもいます。
「転職自体がはじめてだしどう進めたらうまくいくか不安、失敗したくないな~。。。」
こうした自分の経験を踏まえての、転職スキル向上に向けた考え方と有効な方法3点の参考情報をを紹介します。
なおここでは転職をすること自体のスキルなどについての話を紹介します。
転職スキルへの考え方
まず転職スキル向上にむけて、未経験からIT業界への転職を目指すときの転職スキルの定義や考え方を整理します。
転職スキルの定義
ここでの転職スキルとは転職活動で面接を通過することだったり、転職活動のなかでブラック企業を避けるためだったりといった転職活動をうまくすすめるためのスキルとして考えています。
転職先の業務で必要となる知識やスキルとは違った意味合いで、転職活動自体におけるスキルの部分になります。
個人的に何度かの転職経験から感じることとしては、転職をうまくすすめるためにはある程度転職自体のスキルや経験が必要になることも多いです。
転職スキルへのとらえ方
転職スキルはひとによって必要性が変わるものです。
当然転職をしなければ不要ですが、今の時代では多くのひとが転職を経験しますので転職スキルをもつことは損にはなりません。
そして転職活動をするひとのなかで、転職スキルを転職活動に必要なこととして考えているひとは案外少なかったりします。
しかし新卒の就職活動を思い返すと、多くの大学で就職活動の進め方などの指導や全体講義などが行われています。
それは学生のみなさんは就職活動の経験がなく、スキルもないためですが、これは転職活動においても同じです。
とくに新卒入社後に転職活動をするときには、はじめての転職活動となるためスキルや経験がありません。
しかし就職活動と異なり、転職活動では専用の講義やスクールなどを利用するケースを除いてだれからも指導を受けることがありません。
とくに未経験からIT業界への転職を考えるときには、過去の就職活動とまったく違う業界なことが多いため参考になることも少なくなります。
なにごとでもスキルや経験がないと失敗する可能性が多いのは当たり前です。
そこで未経験からのIT業界転職を考えるのであれば、多くのひとは転職スキルを向上することが重要になってきます。
もちろん転職にむけて、独学で勉強をすすめるといったことは希望の転職を叶えるために大事なことになってきます。
しかし加えて転職スキルを向上することで転職先企業の見極めや自身の判断基準ができていくことにつながります。
また転職スキルの優劣で面接通過率などにも差が出てくることもあると考えられます。
未経験からのIT業界転職における転職スキル向上に有効な3つの方法
転職活動において転職スキルがあることはそれ自体が転職成功に向けて重要な要素になりえます。
ここでは自分や周囲の経験をもとに、転職スキルを向上していくために有効な方法を3つ紹介します。
それが、
- 転職活動の実践経験を積む
- 能動的な引き出しを増やす
- 失敗を恐れない
です。
転職活動の実践経験を積む
まずは何事でも同じですが、転職スキルを向上するための一番の方法は転職活動の実践経験を積むことです。
新卒入社後に転職活動の経験がなかったり、未経験からのIT業界転職だったりすると、まずは転職活動に関する情報をWebや本から集めるといった手段をとるひとも多くいます。
それ自体は間違いではないとおもいますが、それはひとつの手段にしか過ぎません。
どうしても実際の転職活動をするなかでしかわからない部分もありますので、転職を考えているのであればどんどん実践を積んでいくこともおすすめします。
もちろん優先度や希望度に応じてある程度転職活動の進め方を計画することはありますが、多くの数を活動してくことでみえることがあります。
転職活動自体の実践経験を積んでいくことで、自身の転職活動のなかで、なにが必要か、なぜ内定がでないか、どんな企業がよいのかなどが自然とみえてくるようになります。
能動的な引き出しを増やす
転職活動の経験を積みながら、それとあわせて能動的な引き出しを増やしていくことが重要です。
転職活動をはじめたばかりだと、企業が紹介するよい面しかみえることができなかったり、面接でも質問に答えるばかりだったりして、受動的な形になることが多くなります。
とくに未経験からのIT業界転職だと、IT企業の判断基準がなかったり、自分からアピールできる点も少なかったりしてその傾向が強くなりがりです。
転職活動の経験を積んで慣れていくと、面接でのやりとりでも質問に対するプラスアルファの回答やアピールをしたり、企業や採用担当者の良し悪しなどを判断する基準ができてきたりします。
転職スキルとして、自身が能動的に行動したり判断したりできる引き出しを増やすことで、求人応募の成功率アップや転職先の失敗防止につながります。
失敗を恐れない
上記2点の転職スキル向上にむけて、失敗を恐れない転職活動をすることで転職スキル向上と経験値につながります。
もちろん転職活動での失敗はできるだけ防ぐべきですし、なるべき失敗がないほうがよいのは当然です。
ですが、転職活動では一定の確率で失敗することがつきものです。
たとえ企業側に問題がなく、素晴らしい仕事だったとしても、個人的に相性が合わなければ転職は失敗だったと感じるかもしれません。
しかし実際に働いてみるまでは相性の良し悪しなどはわからない部分が多いのも事実です。
そもそも絶対に転職で失敗をしたくないのであれば転職をしないのが一番となってしまいます。
たとえ失敗だったと感じる転職により、転職回数が増えることになったとしても完全にマイナス面しかないかというとそうではありません。
また転職回数をマイナスにとらえる企業もいまだありますが、回数自体も以前ほどは気にされなくなっています。
とくにIT業界では転職がポジティブにとらえられる面も大いにあり、むやみに回数を重ねるわけでなければ問題にはなりません。
仕事が合わないと感じるような転職先であっても、そこからスキルや経験として得られる部分はありますので、そうした点を吸収したうえで転職することは自身の向上としてポジティブにアピールできることもあります。
もし転職で一度二度くらい失敗してしても、もう一度転職をすればいいくらいに考えても問題はないことが多いです。
それらの失敗経験を含めた転職活動により転職スキル自体の向上につながる部分は大きくあります。
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IT業界転職への転職スキルアップ&経験値の例
最後に、ここでは簡単に自分の経験からの転職スキルの向上についての話を紹介します。
ブラック企業に転職した経験もあり3ヶ月で転職したこともあります。
退職後にも在職中にも転職活動をしたことがありますが、在職中に一番活動していたときには3日に1回くらいのペースで面接を受けていたこともあります。
自分の例がよいかというと失敗経験もありあまりよくない例かもしれません。
しかし転職活動はやればよいわけではありませんが、やった分だけ転職スキルが向上するのは確実です。
上記の転職活動に積極的だったときには転職スキル自体が向上していたので、最終的には面接にむけた準備などもいらなくなりましたし、自分にとって転職先がよい企業かどうかの見極めも簡単でした。
また転職活動をしたからといっても必ず転職をしないといけないわけではありません。
こんなことを言うと企業側としては歓迎されないことですが、転職活動をお試しでするという方法もあります。
たとえ転職する気がとても強いわけではなくても、とりあえず転職活動を少し動いてみて転職スキルや経験をつんでおくことでいざ転職をするときに役立たせることもできます。
【転職がうまくいく3つのスキル】IT未経験からの転職成功にまとめ
【転職がうまくいく3つのスキル】IT未経験からの転職成功にのまとめです。
- 転職をうまく進めるには転職をうまくすすめるための転職スキルが必要
- 転職スキルが向上すると企業の見極めや判断基準ができ、面接通過率などもあがる
- 転職スキルを向上するための方法として、「転職活動の実践経験を積む」「能動的な引き出しを増やす」「失敗を恐れない」の3つが有効
- 転職スキルがあれば転職活動は容易になり、転職スキル&経験をつんでおくことでいざ転職をするときに役立たせることもできる
未経験からIT業界に転職するための参考情報はこちらでも紹介しています。
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