IT未経験からIT業界の仕事を考えるなかで、基本情報技術者の資格取得を検討するひとがいるとおもいます。
「IT未経験から苦労して基本情報技術者をとってもメリットってないとイヤだな~。。。」
自分の経験からもIT未経験・若手のひとがIT業界に進むときの資格取得で最初に考えるのものとして基本情報技術者を検討するケースは多いです。
しかし基本情報技術者資格の存在を知っても、過去に情報系の勉強などをやってきた経験がない場合は、そもそもIT用語も分からず、資格の名称を聞いてもイメージわかず、というなかで資格を取るメリットがあるのかで悩みます。
しかし結果的には個人的にはIT経験のないうちから基本情報技術者を勉強、取得したことはメリットがあったと感じています。
基本情報技術者試験は未経験・若手でも独学で合格を狙えるメリット
まず1つめのメリットとして、基本情報技術者試験は独学で十分取得可能、ハードルはそれほど高くないということです。
検討時にデータ等を見る方は知ることになりますが、基本情報技術者試験は資格偏差値的には真ん中程度、合格率も20%前後となっています。
応募者数もIT関連資格の中で相当多いので、実際に合格を狙って勉強してきた方に絞れば合格率はもっと高いです。
しかも前提になる条件もなく、実務経験なしでの学習しやすさから考えるとハードルとしては大分低い感覚です。
1つハードルを挙げるとすると、全く未経験だと分野によっては拒否反応が出る部分があるかもしれません。
ただ自分もそうでしたが、基本情報技術者試験は広く浅くの内容になるので、しっかりと基本さえ抑えることができれば十分合格できます。
未経験・若手から後々まで通用する基本情報技術者試験の知識メリット
2つめのメリットとして、基本情報技術者試験の内容は後々まで通用する基礎知識になるということです。
これはそのままですが、やはり基本的な情報処理分野の知識になるので一度勉強しておくとずっと通用するものになります。
とくにIT業界における一般的なもの以外にも、ITがどこでも使われている今日ではビジネス知識としての部分になるところもあります。
また、ITに携わるなら基本情報技術者試験の内容は車の運転免許みたいなものだと考えてもよいものです。
またほっておいても業界で働いていれば身についてくるものと思いますが、業務外のところは意外と分かっていないことがあったり、いつかとるならも早く取得しておくのが結果的には自分のためになります。
そして一度取得さえしてしまえば使っていないと結局消滅してしまったり腐ってしまったりする類の資格でもありません。
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未経験・若手のうちに基本情報技術者試験に合格する時間的メリット
3つめのメリットとして、ケースバイケースですが早くに資格取得することで時間を他に使えることです。
基本情報技術者試験は上記のように基本知識として広く認識されているため、企業によっては必須資格として取得を求められたり、昇給昇格条件になっていたりすることがあります。
その場合、いつかは受験、合格することが必要になるケースが多いと思いますが、早くにそれを済ませてしまうことで後々追われることがなくなります。
未経験・若手で働き始めは急に忙しくなることは少ないと思いますが、受験は経験を積んでからと思っていると段々と業務が忙しく時間がない!という話も多いです。
また早くに他に使える時間ができることで、別の資格や知識の勉強などに時間を使えたり、業務習得に専念できたりという点もあると思います。
とくに基本情報技術者の取得を促されないケースでは不要かもしれませんが、もし働くうえで必要とされる場合はできるときにやってしまうほうが単純にあとが楽でもあります。
IT未経験からの基本情報技術者取得メリット3点【実体験】まとめ
IT未経験からの基本情報技術者取得メリット3点【実体験】のまとめです。
- 独学で取得可能、ハードルは高くなく、苦手分野あってもOKなレベル感覚
- 基本情報技術者試験の基礎知識は後々まで通用
- 未経験・若手のうち資格取得することで時間の有効利用につながる
未経験からの情報処理試験、IT資格取得の参考情報はこちらでも紹介しています。
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